【コラム】美容師に言われてウザいだろう「説教」ランキングBEST5(自覚%付き)


maegami

 

こんにちわ。木村直人です。

僕は毎日粛々と髪を切り続けている、しがない美容師をやっているわけなんですが、ある日突然、Facebookを通じて「しらべぇ」というサイトの編集者から怪文書が届く様になりました。

そう。何かインターネットでアンケートをとり、それを元にしたランキングなどですね。

【説教で言われたら嫌なことランキング トップ5】

1位「なんで怒られてるかわかってる?」:19.4%
2位「俺(私)だったからこんなもので済んでるんだよ」:15.8%
3位「本当に反省してるなら、そういう態度にはならないだろ?」:13.8%
4位「(反省に)心がこもってない」:12.6%
5位「お前のためを思って言ってるんだよ」:12.2%

なんだ…これは…。とりあえず天を見上げましたね。そしてこう一言。

「これを元に書け。Mr.U」

と…。なんですか、これは…。

唐突なメッセージでしたが僕は受ける事にしました。何故なら、くだらないからです。その後も次々アンケート結果が送られてきていて、とりあえず床を転げ回っていますね。て、いうか、興味もないですよね。

さて。このアンケートを見て思いました。

「確かにうざい…」と…。特に、1位の「「なんで怒られてるかわかってる?」と2位の「俺(私)だったからこんなもので済んでるんだよ」ですね。

いやぁ…マジでウザいです…。僕が言われたら、多分そういう先輩にはオメガカタストロフドロップをお見舞いしたくなります。

お見舞いしたくなりますが…。お見舞いしたくなりますが…。【自分が百万回くらい言ってきた言葉でした】。非常に申し訳ありません。

とりあえず、東京スカイツリーからダイブ、もしくは護摩業で坊さんに一発入れられるくらいでかつての人は許してくれるでしょうか?

そして、ふと思いました…。「もしやこういったウザい事は、日常的に言ってしまっているのではないか?」と…。

ということで、「勝手に想像☆美容室で美容師に言われてウザい髪の説教ランキング☆」(自覚%付き)などというものを、空想豊か、そして妄想にも等しい領域を得意としてきた美容師として考えてみることにしました。

■第5位(自覚20%):「あれ? シャンプー変えました?」

「どういう意味でそれを言っているのだ!!!」。思わずお客様からの心の声がダイレクトに聞こえてきそうです。これは一応意味があって、髪の状態というものは日々変化するのです。状態の変化を分析するのにあたっては日々のヘアケアの状態を聞くのが効果的です。ですが、別に言わんでもいいだろう。という部分もあります。唐突に言われるとちょっとウザいですよね。自覚20%。

■第4位(自覚40%):「ん? パーマかけました?」

「かけてねーよ!!!」。ええ、すいません。わかっています。一応です。一応。

クセの状態も日々変化するものです。前回来店してその後の数ヶ月の間にクセが増す。そんな事もあるのです。んでも、ウザいですよね、唐突に言われると…。自覚40%。

■第3位(自覚60%):「痛んできてますね。ヘアケアどうしてます?」

「お前だろーが! 痛めたのは!!」。そんな声が聞こえてきそうです。ええ、わかってます。一応です。一応。

在宅でのヘアケアは非常に重要です。「乾かしています!」と言っておきながら乾かさずに寝る。「オイル使ってます!」が、適切な使い方でないなど、様々な在宅での間違ったヘアケアの仕方があるものです。大きなお世話ではあるとは思うわけなんですが、その辺も探り探りです。んでも唐突に言われるとウザいですよね。自覚60%。

■第2位(自覚80%):「前回、どこで切ってきたんですか?」

「お前にかんけーねーだろ!」「私の自由だろが!」「お前はそういう所からキレイにするのが使命なんだよ!」。そんな声が聞こえてきそうですが、一応です。一応。

つまり単純な話、これ「嫉妬」なんです。そう、常に我々は選ばれていたいのです。わかっちゃいるけどうっかり発言。そんな美容師さんも可愛いじゃないですか。んでも唐突に言われるとウザいですよね。自覚80%。

そして、栄光の(勝手に選出)美容師に言われてウザい説教ランキングトップは…

■第1位(自覚100%):「前髪自分で切りました?」

パパ~ン。チュンチュン……はわわわわ、ヴァ~。と頭が崩壊しそうですが、こんな声が聞こえてきそうです。

「切ってねーよ!」「お前が切ったんだよ!」「前髪だけで美容院行くの行きづれーんだよ!」など、渾身の一撃級の心の声が聞こえてきそうですね。もう、これに関しては美容師側からしても「メガンテ」です。

「相手を倒す。そして自らも爆砕」。そんな究極奥義なわけなんですが、これに関してはかなり言葉を選ばなければなりますまい。

「前髪自分で切りました?」と聞いたはいいものの、「いえ、前回切ってもらってからそのままです」などと言われた日には、清水の舞台からダイブ「白兎海岸の由来って知ってる~? ウサギがねぇ~飛び込んで行ったんだよ~。ははははは~」と頭をお花畑化して乗り切るしかありません。

言われた事がある方が大多数なのではないでしょうか…。いやー、ウザいですよねー。自覚しています。いや、一応です。一応。把握しといて前髪の長さ調節を決める。そういった事も一流の使命です。ですが、唐突に言われるとウザいですよね。自覚100%です。

ひとつフォローしておきますと、「最近、自分で前髪切るのが上手い方が増えた」んです。これは、非常によい傾向かとは思います。これもインターネット文化の恩恵ですよね。「自分で前髪を切る」というレクチャー動画、テキスト。溢れんばかりの情報がありますからね。そういったいい事に関しては、我々も粛々と進めていきたいと思います。

いかがでしたか?

「説教で言われたくないことランキング」からみえる、「勝手に想像☆美容室で美容師に言われてウザい髪の説教ランキング☆」(自覚%付き)

貴方はどうですか? 言われてますか? もしくは言っちゃってますか?

「人の心」というのは難しいものです。美容師というのは、技術と心が結びついた職業。我々も日々しっかりと考えながら、発言、技術向上など努めていきたいものですね。

では失礼します。

(文/美容師・木村直人)

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