検索ヒット数爆下がり…陸上世界新記録の時に2位だった選手を紹介 あのゲイも

記録としての差はわずかでも、優勝と2位とでは他の部分で大きな差が出てしまうのかも。

2014/08/28 18:00


 

徒競走

アスリートにとって“世界大会”というのは夢の舞台だと思います。目指すは金メダル、世界記録。世界記録は競技が歴史を重ねるごとに更新され、記録が塗り替えられた瞬間は多くの人が感動するでしょう。

しかし、その歓喜の裏ではそっと唇を噛みしめている人がいるのではと思い、調べてみました。今回は、世界記録が更新されたときに惜しくも2位だった選手に注目しています。調査する競技は「陸上」に絞り、記録が更新された時期が比較的新しいものの中からいくつか紹介したいと思います。


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■男子100m走

世界記録保持者:ウサイン=ボルト(ジャマイカ) 記録:9.58秒
2位:タイソン・ゲイ(アメリカ)記録:9.71秒

これは2009年の「ベルリン世界陸上大会」で樹立された記録です。このときに2位だったのはタイソン・ゲイで、記録は9.71秒でした。2着のタイムとしては歴代最高記録であり、当時の自己ベストを叩き出したにもかかわらず2位という無念の結果。その差はわずか0.13秒! とはいうものの、100m走の世界では0.13秒あれば1メートル以上も差が出てしまいます。

また、優勝したボルトはレースの最後は流すという余裕を見せていました。0.13秒という数字を見ると非常に僅差という印象を受けますが、実際はそうとは言えないということを最も実感しているのは、タイソン・ゲイ本人なのかもしれません。


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■男子フルマラソン

世界記録保持者:ウィルソン=キプサング=キプロティチ(ケニア) 記録:2時間3分23秒
2位:エリウド・キプチョゲ(ケニア) 記録:2時間4分5秒

これは、2013年の「ベルリンマラソン」で樹立された記録です。このときに2位だったのは、エリウド・キプチョゲ(ケニア)で記録は2時間4分5秒でした。その差は42秒。長いレースの中でコツコツと差が開いていくマラソンだからこそ、「あの時もう少し飛ばせたよな…妥協したかな…」とレース後に悔やむポイントが増えそうです。ちなみにマラソンの世界歴代記録トップテンの10人中8人がケニアの選手。恐るべしマラソン大国です…。

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