【コラム】ゲームと夫婦。夫婦円満に役立つゲーム「レインボーシックス ベガス」

2014/09/04 15:00

hirai

まいど~!アメリカザリガニの平井、既婚者で~す。

先日、離婚した友人たちに話を聞く機会がありまして…。彼ら曰く、離婚後に他人から言われて一番腹が立つ一言は、

「始めから合わない気がしてたんだよね。」

なんだそうです。それなら最初から言っておけ、という思いになるそう。まあ、最初からそんなこと言う人はまずいませんけどね。

さて、夫婦生活においては、できるだけ関係を保つ“努力をする”ことが必要になってきます。ただ、あくまで僕の考えですが、世の夫婦の皆さんが掲げる「パートナーであるための条件」って、厳しすぎるような気がするんですよね。年収、生活リズム、ふるまい、趣味などなど…。

まず一番に大切なことは、「一緒にいられるだけマシ」ということなんです。

赤の他人が家族になるわけですから、大変なんですよ。何もかもが違いすぎる。そこで今回は、夫婦生活を円満に続けるためのツールとしての「ゲーム」について考えたいと思います

我々平井家では、夫婦で同じゲームを楽しむため、ゲーム機・モニターを2台ずつ購入し、急に故障しても大丈夫なように予備のゲーム機も買いました。夫婦が仲良く生活するための出費ですから、安いもんです。マイカーを買うよりは安くついてますからね。ああ、なんて楽しい環境なんでしょう。

夫婦には普通、非常に困難な共通の目標があるものです。例えば、年収を上げるだの、一軒家を買うだの、子育ての諸々だのです。これがゲームだと、「ボスを倒す」「レアな武器をみつける」というわかりやすいものになります。ああ、なんて簡単なんでしょう。

平井家が夫婦の絆を深めたひとつのゲームがあります。それは、ユービーアイソフト(UBISOFT)の「レインボーシックス ベガス(Rainbow Six:Vegas)」

簡単に説明しますと、ラスベガスを舞台に特殊部隊の一員としてテロリストを倒す一人称視点のシューティングゲームです。よく遊んでいたモードが、「プレイヤー同士が力を合わせてテロリストを排除する」というもの。この「テロリストを排除する」というのが、夫婦として存在していくために必要不可欠な「解決すべき共通の問題」になったのです。

また、カメラを使って自分の顔を撮影し、ゲームの中のキャラクターの顔に張り付ける事ができます。これをやることによって、ゲームの中のキャラクターに親近感がわきます。ちなみに、顔の撮影に失敗すると、バランスが悪くなり面白い顔になってしまいます。そんなキャラクターのまんまプレイすると、仲間からは笑われることになります。これが、夫婦生活において必要な「笑いの絶えない家庭」に繋がります。

しかしこのゲーム、難易度が高く、簡単にはテロリストを倒す事ができません。ひとりで突っ込むと簡単に殺されてしまいます。そこで、2人組、3人組を組んで行動します。まずは、テロリストの人数、マップ、武器などを把握します。ここでプレイヤー同士は自分がどんな役割をするか即座に決め、教えなければいけません。この行動は、夫婦として必要な「わかりやすく伝えあう」というところに当てはまります。

その後、突入して行く進路、倒す相手を決めなければいけません。そして、迅速な排除を行うため、それぞれを信頼し与えられた任務を遂行します。そうすることでこちらの生存確率を上げるのです。これは、夫婦関係を続けていくことで培われていく「阿吽の呼吸」とよく似ています。

このように、一見ただのシューティングゲームが、プレイヤーが夫婦というだけでコミュニケーションツールに早変わりしてしまいます。あくまでゲームは人がいて初めて意味を成すものなんですね。ちなみに、嫁のスキルはどんどん上達し、ハンドガンだけで全テロリストを排除する悪魔に仕上がっていきました。最後に書きますが、一番大切なのは、「夫婦はいつでも同じ歩幅で歩いていく事」だと思っています。

(文/アメリカザリガニ・平井善之

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