血液型を聞かれることが嫌な人は15.7% 圧っっ倒的に目立つB型の人たちの声!


ketsueki

数年前、血液型性格診断が大流行しました。関連書籍も続々刊行され、その何冊かがベストセラーになったことは記憶に新しいです。どうやら、私たち日本人は血液型トークが大好き。初対面の相手との会話では、「キミってぜったいA型でしょ!」「やっぱりAB型だと思ったんだよね!」などと血液型トークを展開する機会が多く、なかには「B型の人とは絶対付き合いたくない!」など、自分が付き合う異性の条件に血液型を入れる人もいます。

しかし、こうした状況は国際的に見てみるとやや特殊なようです。例えば、国によっては国民の血液型が1種類しかなく、そもそも血液型が性格判断の材料として機能しないケースもあります。その一方、それなりのバランスで4種類の血液型が存在する日本人は、奇跡的に血液型で性格判断をするための素地が整っていると言えます。

こうした日本の少し特殊な事情が、“血液型トーク”が盛り上がる一因となっているわけですが、盛り上がっているものに対しては必ず不快感や違和感を持つ人がいるものです。

■血液型を聞かれることが不快と答えたのは男性18.4%、女性13.1%

しらべぇ編集部による調査によると、「血液型を尋ねられることが不快ですか?」という質問に対し、男性の18.4%、女性の13.1%が「不快である」と答えています(全体では15.7%)

(【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」、調査期間:2014年8月15日(金)~8月19日(火)、対象:全国20代~60代 男女ユーザー計1500名)

女性は占いや性格診断が好きだと言われていますから、男性の方が不快と答える割合が多いのは納得できます。では彼らは、具体的にどのような点に不満を示しているのでしょうか。今回は、その理由をあえて血液型別にご紹介します。

【A型篇】
「血液型で性格を決め付けられるせいでうんざりしてる」(男性・20代・A型)
「何型だからああいう性格してるという当てはめが大嫌い」(男性・20代・A型)

【O型篇】
「4種類しかないので何の面白みもない質問」(男性・20代・O型)
「血液型で性格を判断されたくない。『O型なのに…』と言われたりするのが嫌」(女性・20代・O型)

【AB型篇】
「聞かれたあとの『ああ~!』や『○型だから××な性格なんだ』という流れが聞かれるたびに不快」(女性・20代・AB型)
「AB型だというと、二重人格とか変わり者といわれることがうっとうしいから」(女性・50代・AB型)

■圧倒的不利! B型日本人の悲哀の声

ここまでA型・O型・AB型の声をご紹介しましたが、本調査ではB型の方々の声が圧倒的多数を占めました。(20代のB型男性では、実に33.3%が「血液型を尋ねられることが不快」と回答)

説明不要ですが、B型は血液型トークにおいて不利な立場に置かれることが多く、様々な迫害を受けてきたようです。その意味で、彼らがもっとも血液型を尋ねられることに不快感を示すことは納得できますよね。そんなB型の方々の悲哀のこもった声をご紹介します。

「B型は印象が悪いから」(男性・30代・B型)
「B型って言うのがイヤだから」(男性・40代・B型)
「自分はB型だが『A型だと思った!』などと言われあまりあてにならないから」(男性・40代・B型)
「最近の研究結果でも血液型による性格の相関性は認められず、差別の温床にしかならないから」(男性・20代・B型)
「血液型性格判断はニセ科学だから。撲滅せよ!」(男性・40代・B型)
「B型の私はB型のイメージである『わがまま』や『だらしがない』などのレッテル貼りにウンザリしています」(女性・50代・B型)

B型の方々のコメントのほとんどに、自分の血液型についての言及がありました。想像以上に辛い思いをされてきたようですね。

■「血液型性格診断は科学的根拠がない」と言っても始まらない!

血液型を尋ねれることが不快だと答えた人の大半は、その理由に科学的根拠のなさとレッテル張りの理不尽さを挙げているようです。それが事実だとしても、「ではなぜ科学的根拠がないものがこれだけ広く人々の関心を惹き付けてしまうのか?」という問いが残りますよね。

一説によると、科学的根拠がない性格診断でも、その診断言説が人々の間に浸透すると、それに引きずられて各人の性格が診断言説通りになってしまうという指摘があります。

つまり、血液型による性格診断が科学的に無根拠だとしても、「○型の人はこういう性格だ」ということを言われ続けると、本当に○型の人はそのような性格を帯びてしまうケースがあるということです。こうした現象は、医学的議論とは別の社会心理学的議論として捉える必要があるかもしれません。

(文/しらべぇ編集部