【いつ来るかわからない】突然の腹痛に効くかもしれないちょっとしたマメ知識
2014/12/12 07:00
みなさんは、通勤通学の電車・バス内や大切な講義などでどうしようもない腹痛に苛まれた経験はないでしょうか?テストの時間に、「点数を取るか社会的地位を取るか」で揺れた高校時代の筆者にとって、突然の腹痛はまさに悪夢でしかありませんでした。
そこで学生のみなさんは筆者のような点数をとらないように、社会人のみなさんは大事な会議などで失敗しないように、基本的な腹痛対処法のおさらいも含めご紹介します。
①「すぐにできること」編
■お腹を反時計回りにさする
小腸から直腸まで時計回りに動いているので、反時計回りにおおきく丸を描きながらお腹をさすることで、腸の動きを抑制する効果があるようです。
効果のほどは賛否両論あると思いますが、間違えても時計回りにお腹をさすらないように。筆者しらべでは、間違えてお腹を時計回りにさすった場合の「急激にお腹を下す率」は、かなり高そうでした。
■ツボを押す
ツボを押すことでお腹の痛みを和らげることができるそうです。どんな場所でもどんなシチュエーションでも押せるのは、手の甲の合谷(ごうこく)ツボ。
手の甲の、親指と人差し指の間にある骨の付け根部分にこのツボにあります。この合谷ツボ、「痛み」を抑えるツボのようなので、腹痛以外にも効果が期待できます。
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②「おくすり飲めたね」編
■正露丸
腹痛といえば、とまず一番に名前が出てきそうな薬であり、またお世話になった方も多いのではないでしょうか?ただ「においがちょっと……」と敬遠する人がいるのもわかります。
そんなみなさんにオススメしたいのが「正露丸糖衣A」。あの正露丸特有のなんともいえない薬臭さがほとんどないといってもいいでしょう。トラベルタイプもありますので持ち運びも便利です。ただ普通の正露丸よりも値は張りますのでご注意を。
■ストッパ
よくCMで耳にする薬であり、正露丸同様使用される方も多いと思います。なんと言っても水なしで飲めるので、通勤通学時の腹痛ではこちらをより使う方が多いのかもしれません。ただ、私事ではございますが、高校時代に正露丸・ストッパを大量に使っていたため、薬そのものの効力が弱まっています。
整腸薬ジャンキー(?)のみなさまも、もしかしたら同じ悩みをお抱えなのかもしれません。そこで筆者の友人が強くオススメしてきたのが、こちらの伝統的なお薬です。
■陀羅尼助(だらにすけ)
日本古来の民間薬で、1300年ごろ流行した疫病にこの薬が使われていたそうです。本来、陀羅尼助は強い苦味がありますが、それを丸い粒状にして飲みやすくした陀羅尼助丸が現在一般的に流通しています。一般的な整腸薬が効かなくなったジャンキーなみなさまはぜひ試してみてはいかがでしょうか?
少しでも急な腹痛で社会的地位を失わない人々が増えることを祈るのみですが、腹痛を感じるということは腸が働いているサインでもあります。
時間があれば薬に頼るのではなく、やはりトイレに行くのがベスト。もし慢性的な下痢や、脂汗が止まらないなどの症状がありましたら、すぐに病院に行って適切なお薬をもらってきてくださいね。
(文/しらべぇ編集部・おがたなま)