【本場のサンバダンサーも納得】4段階の味をつくれる最新コーヒーメーカーを試してみた

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近ごろ、コンビニのコーヒーマシンが普及し、劇的においしいコーヒーを楽しめるようになった。スターバックスも全国に拡がり、都道府県で唯一店舗がなかった鳥取県にも、来年夏に開店することが発表。日本のコーヒー事情は、確実に進化している。

そうなると、家でもできるだけおいしいコーヒーを淹れたくなるもの。でも、コーヒーを淹れるのって、ちょっと難しそうな気もする。

そこで、しらべぇ編集部では、「豆を挽いてからコーヒーを淹れるまで」を1台で、しかもボタンひとつでできる最新のコーヒーメーカーを借り、その実力を試してみることにした。

試飲するのは、世界のコーヒー豆の約3割を生産するコーヒー大国ブラジル代表。日本では、コーヒーと言えばルンバ、お嫁といえばサンバと相場が決まっているが、そこをあえてサンバダンサーのシセラさん。

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シセラさんは、サンパウロ出身で、来日5年目。浅草のサンバカーニバルでは、山車の上に乗って踊ることを許されているトップダンサーである。

<シセラさん>

ブラジルでは、みんな1日10杯はコーヒーを飲むわ。苦味とコクがしっかり出た、濃いコーヒーが人気なの。ミルクは入れないけど、お砂糖はたっぷり入れるわね。ブラジルはコーヒーだけじゃなくて、サトウキビもたくさん採れるのよ。

このコーヒーメーカーでは、豆の挽き方(粗挽き・細挽き)と淹れ方(マイルド・リッチ)を組み合わせて、4種類の味を楽しむことができる。日本の最新技術は、本場の舌とお眼鏡にかなうのか。さっそく、4つの味を飲み比べてもらった。

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①粗挽き・リッチ

美味しい! でも、私にはちょっとだけ薄いわね。ブラジル人は濃いコーヒーが好きだから。

② 細挽き・リッチ

すっごく美味しい! 1杯目とぜんぜん違うわ。苦味とコクがしっかり出ていて、ブラジルのコーヒーに似てる。朝起きたときに、飲みたい感じね。

③粗挽き・マイルド

コーヒーの味ないね。ブラジルのコーヒーとはぜんぜん違う。「コレしかないんだったら、しょうがなく飲むけど」って感じ。

④細挽き・マイルド

美味しい! ちゃんとコーヒーの味がする。

ジャパンテクノロジー、恐るべし。 1台のコーヒーメーカーの設定を変えるだけで、まったく風味が変わることが明らかになった。濃いめが好きなブラジリアンには、アメリカンコーヒーは口に合わなかったようだが、逆に薄めが好きな人にとっては嬉しい機能だ。

■ニッポンの人力でもブラジルの舌に挑戦!

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しかし、日本男子たるもの、機械の勝利だけで喜んでいるわけにはいかない。なので、伝統のすり鉢&すりこぎ棒でコーヒー豆を1時間近く砕きつづけ、  それをリッチモードで淹れて、シセラさんに試してもらった。

あら、美味しいじゃない! ちゃんとコーヒーの味が出てるわ。これ、あなたがその棒で粉にしたの? 日本人、クレイジーね。でも、2つめに飲んだのがいちばん美味しかったわ。

残念ながら、人力、敗れたり。でも、シセラさんの総合評価は…

細挽き・リッチ→人力・リッチ→細挽き・マイルド→粗挽き・リッチ→粗挽き・マイルド

の順で、編集部の苦労は、なんとか2位に食い込むことに成功した。1時間、すり鉢と格闘したくないコーヒー好きの人、いろんな味を楽しみたい方には、オススメの1台だ。

 

今回の実験に使用したコーヒーメーカーはこちら

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Panasonic NC-A56 商品サイト

 

ブラジル人を呼んでおきながら、なぜガテマラ産豆を買ってきたのか?

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(取材・文/しらべぇ編集部  提供/パナソニック)

グルメコーヒーブラジル
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