ダイエットの手強い敵?特撮と食の美味しい関係【出口博之のロック特撮】

2015/01/12 12:00

こんにちは、白ポロ+眼鏡でおなじみのMONOBRIGHT、ベースの出口です。

グルメ番組を見ている時に「美味しそう!」と思う食べ物の多くは、味が想像できる食べ物であることがほとんどです。実は特撮でもお話の本筋よりも食欲に支配されてしまう、味が想像できる美味しそうな食べ物がたくさん登場します。

今回は「特撮と食の関係」をたどり、存分に食欲をかき立てられようと思います。


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■特撮とカレーの合理的な関係

特撮に登場する食べ物と言えば、一番最初に思い当たるのが「カレー」です。

しかし、なぜカレーなのか。これにはちゃんと理由が考えられます。

ウルトラマンには有名なネタとして「ウルトラマンに変身しようとしたハヤタ隊員が、直前まで食べていたカレーのスプーンで変身しようとする」というものがあります。ネタ自体はスタッフのユーモアだと思いますが、この場面でカレーが登場するのが重要なのです。

事件や事故はいつ起こるか予想もつかないものです。隊員の方は、食事中であろうと出動要請が来たら即座に出動しなければなりません。しかし、しっかり食べなければ体力の低下につながり、完璧な仕事ができません。

よって、短時間で食べられ、なおかつ栄養価も高いカレーが最適なのです。この場面でシフォンケーキなんか食べていたら、口の水分が急激に奪われ喉を詰まらせてしまい目も当てられません。

もう1つの理由は、「秘密戦隊ゴレンジャー」に登場する初代キレンジャーです。

彼の場合は前述の「緊急出動前の素早い食事」と言うよりは、もっと単純な「カレーが大好き」という本能によるところが大きいです。美味しそうにカレーを頬張る強烈に美味しそうなイメージが世間一般に浸透し「黄色のやつは大抵カレー好き」という図式を作り出しました。

図1

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■今夜の夜食はこれで決まり!みんな大好きラーメン

カレーに続くみんな大好きな食べ物と言えば、「ラーメン」です。無類のラーメン好きと言えば、快獣ブースカをおいて他にはいないでしょう。

写真1

ブースカのラーメン好きは驚異的で、軽く30杯はペロリと平らげますし、10キロ先のラーメンの匂いを嗅ぎ分けられるのです。渋谷駅を中心に10キロ圏内の範囲を見てみると、

写真2

ブースカは、この範囲内のラーメンの匂いを嗅ぎ分ける事ができるのです。

ラーメン屋だけでも相当数の店舗がありますが、この他にもご家庭で作っているラーメンも嗅ぎ分けるのだから、ブースカ恐るべしです。


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■渋いチョイスの和菓子で巨大化!?

スーパー戦隊シリーズの見どころの1つと言えば、敵の巨大化ですが、この巨大化のプロセスで、なんと食べ物を用いるシリーズがあります。それは「激走戦隊カーレンジャー」です。

カーレンジャーと対する敵組織「宇宙暴走族ボーゾック」は、芋ようかんを食べて巨大化する術を身につけています。その上、巨大化するための芋ようかんは、特定の和菓子屋のものでないと巨大化できません。

この芋ようかんが、最終局面で非常に重要なアイテムになるので、是非一度ご覧になっていただけたら幸いです。

カーレンジャー自体がスーパー戦隊シリーズ随一のコメディ路線の戦隊なので深く考えるのも野暮な気もしますが、なぜ芋ようかんなのか。その疑問は未だ解明されていません。

写真3

いかがだったでしょうか?

特撮と食の関係は、今回紹介した以外にも多くの作品で見られます。中には怪人のモチーフがカップラーメンだったり、寿司屋のヒーローが存在したり、枚挙にいとまがありません。

食べ物が多く登場する特撮は、もしかしたら「ダイエットの手強い敵」かも知れませんね。

(文/MONOBRIGHT・出口博之

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