農家や牧場にも行ける!ボランティアとアルバイトの中間「ボラバイト」を体験してき た

2015/01/22 10:00

0120しらべぇ「ボラバイト」写真

*画像はスクリーンキャプチャーです

就活生のなかには自己アピールのネタ作りとして、ボランティアに行ってみるという人もいるでしょう。きっかけはどうであれ、非日常的なことを体験すると、自分のなかに新たな気付きが生まれます

自分が動くことによって、誰かの人の役に立てたという達成感は、きっとあなたを成長させるでしょう。ボランティアではないですが、アルバイトもまた貴重な経験。働いてみたことでお金を稼ぐことの大切さを実感した人も多いと思います。

ではその間のボラバイトはどうでしょう? 「ボラバイト?」と頭の上にクエスチョンマークが出る人も少なくないかもしれませんが、それは実際に存在しています。ボラバイトとはボランティアとアルバイトを合わせた造語で、2つの中間のような活動のことです


 

体験が一番の目的

まず覚えておかなくてはならないことは、「ボラバイトの一番の目的は、お金ではない」こと。「学生や社会人がなかなか経験する機会がない、体験したことがない仕事に触れる、その地方ならではの暮らしやそこに住む人たちと関わりを持つこと」が目的とされていています。

お金はもらえますが、8時間程度の労働で日給4000円などと設定しているところが多く、感覚としては「お手伝い」が最もしっくりくる表現かもしれません。

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農家や牧場にも行ける!

具体的な活動先としては農家・飲食店・牧場・宿泊施設・キャンプ地などで、シーズンによって繁忙期・閑散期があるようなところの募集が多いです。地方で人手を必要としているところへ、その時期だけお手伝いに行くイメージです。

期間は1日から数ヶ月におよぶものまで、自分の希望と雇い主さんの希望を考慮して決定。たまに珍しいイベントのスタッフ募集や、小学生のキャンプの同伴スタッフなど、興味深い仕事の募集が掲載されていることもあります。

ではここで、筆者がレタス農家にボラバイトをしに行った体験談を簡単に紹介します。

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朝3時起き

朝の集合時間は3時30分。皆さんのなかにはむしろまだ就寝していないという人もいるかもしれませんね。外は当然真っ暗で、ヘッドライトをつけて畑で作業を始めます。なぜこんな時間から開始するかというと、その日のうちに新鮮な野菜を皆さんのご家庭に届けるには、朝からどんどん出荷しなければ間に合わないからです。

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高速おばあちゃん

農家にはベテランのおじいちゃん・おばあちゃんがいることも少なくないでしょう。筆者がお手伝いに行った農家にもおばあちゃんがいました。かなりご年配の方だったので、歩行速度もゆっくりでしたが、畑に入ると別人に…。筆者がレタスを1個刈り取る間に、およそ3個刈り取る高速おばあちゃんへと変貌したのです。熟練した職人技を間近で見せつけられました…

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新たな筋肉を発見

初日が終わり、少しの達成感とほどよい疲労感で深い眠りについた筆者は次の日、信じられない出来事を体験しました。朝起きた瞬間、全身の所々に感じたことのない痛みが…。農作業でしゃがんだ状態のまま移動したり、這いつくばったりと、日常生活ではなかなかする機会のない動きを繰り返したため、今まで眠っていた筋肉が悲鳴をあげていたのです。

なかには「こんなところに筋肉あったんだ」と思えるような部分も筋肉痛になっていて、新たな筋肉の発見がありました。

このように様々な発見や経験ができるボラバイト。もし機会があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

(文/しらべぇ編集部・八木彩香

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