【北海道グルメ】「味噌」だけじゃない!進化を止めない札幌ラーメンの大注目2店

2015/02/01 17:00

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先日、しらべぇ編集部では、食べログの「札幌ランチランキング」上位がラーメンで占められていることを紹介した。 第1位の彩味は「すみれ系」の味噌ラーメンだが、2位の麺屋高橋はつけ麺、3位の菜々兵衛は鶏白湯スープ。

もはや、「札幌ラーメン=味噌」という図式は、すでに成り立っていないことがわかる。そこで、さらなる札幌ラーメンの進化を探るべく取材を続け、とびきり美味い2店を発見した。


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①スープカレーの街で生まれるべくして生まれた「カレーラーメン」

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札幌名物スープカレーの原点は1970年代にさかのぼるが、2003年、初めてスープカレーという名前を使った「マジックスパイス」が「横濱カレーミュージアム」に出店したことから、一気に全国区になった。

その特徴は、いわゆる日本のカレーのような「ルーのとろみ」がないスープ。まさにスープカレーと札幌ラーメンの融合ともいえるのが、こちらの寅乃虎(とらのこ)だ。

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麺は「すみれ系」と同じく森住製麺の黄色いちぢれ麺。しかし、スープからは、香ばしく刺激的なスパイスの香りが炸裂する。

辛さはノーマル/中辛/激辛(50円増し)から選ぶことができ、中辛でもかなりスパイシー。生姜をたっぷり使っているせいか、食べるほどにカラダの芯から熱さが追いかけてくる。 汗をかきすぎて、冬は店を出た瞬間に身ぶるいするほど。

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表面をあぶったチャーシューもボリューム感たっぷりで、スープの刺激に負けていない。ランチをスープカレーにしようかラーメンにしようか迷ったときには、ぜひオススメしたい1店だ。

【寅乃虎】
札幌市中央区南5条西24丁目3-7 第17藤栄ビル1F
営業時間 11:00~15:00 18:00〜21:00 定休日 水曜日・第2第3火曜


関連記事:【北海道グルメ】なぜ文具店の中に? 札幌味噌ラーメンの元祖「味の三平」を堪能

 

②えびのうまみを味わい尽くす「えびラーメン」

しらべぇ0201札幌ラーメン4

北海道といえば、エビやカニといった海の幸の宝庫。 それらを目当てに旅行したことがある人も、いるかもしれない。

そう考えると、「なぜ今までなかったのか?」と思えるくらい正統派の進化を遂げたのが、えびそば一幻。札幌市内の本店のほか、新千歳空港や首都圏にも支店を展開している。

しらべぇ0201札幌ラーメン5

味は「えびしお」「えびみそ」「えびしょうゆ」の3種類。スープは、「そのまま」「ほどほど」「あじわい」の3種から、麺も太麺/細麺から選ぶことができる。

取材班は、お店のオススメに従い、「えびしお/ほどほど/細麺」をチョイス。えびそばの名の通り、えびをそのまま食べているかのようにうまみ濃厚だ。「次はみそ…いや、しょうゆもいいな」と、ついつい通いたくなる1店。

【えびそば一幻 総本店】
札幌市中央区南7条西9丁目1024-10
営業時間 11:00~3:00(スープ切れ終了) 定休日 水曜日

地域独自の個性を活かしながら、進化を続ける日本のラーメン文化。札幌を訪れる際は、王道の味噌ラーメンやランキング上位店に加えて、こうした個性派にトライしてみるのも面白いかもしれない。

(取材・文/しらべぇ主筆・タカハシマコト

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