知っていると絶対モテる「重ね言葉」【黒田勇樹の妄想的語源しらべぇ】

2015/02/05 17:00

しらべぇ_黒田勇樹

最近、頭痛が痛い黒田勇樹です。こんにちは。

このコラムでは、子供の頃から芸能の世界で台本や台詞に触れ続け、今なお脚本家やライターとして「言葉」と向かい合っている筆者の視点から、様々な「言葉の成り立ち」について好き勝手に調べ、妄想をふくらませていこうと思います。

さて、上に書いた「頭痛が痛い」、「馬から落馬する」「月夜の晩」などと並んで、「同じ言葉の意味が2つ続いている」間違った重ね言葉の例として使われることが多いですが、

今回はこの「同じ意味が2つ続いている言葉」の豆知識で、簡単に女の子を落とす方法をご紹介します。



 

日常に潜む重ね言葉

女の子とデートする時に、まず行くのが食事ですよね? 豆知識というのは、ただひけらかしても全くモテにつながりません。

「ここぞ」という時になにげなく言うからこそ、相手に物知りという印象を植え付けることができます。と、いうことは、食事に関する豆知識を豊富に培っておけば、披露するチャンスが倍増するのです。


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料理界の2大豆知識

「サルサソース」「チゲ鍋」この二つは“重ね料理名”のツートップです。

「サルサ」はスペイン語で「ソース」を意味するので、意訳すると「ソースソース」。「チゲ」は韓国語で「鍋」なので「鍋鍋」

まず、できるだけ、この2つのどちらかがありそうな店を選んでおく。そして、目に入った瞬間に「そういえば、この名前って面白いよね」と、豆知識を披露するきっかけをつくってください。


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次はサハラ砂漠だ!

きっかけさえ掴めば、あとは流れるように進んでいきます。

「サハラ砂漠の“サハラ”も“砂漠”って意味なんだよ?」

チゲ鍋やサルサソースは、日常で触れることも多い食品なので「知ってた」という女の子もいるかもしれませんが、「サハラ砂漠」は、なかなか日常で出てこない単語なので、知らない相手が圧倒的多数です。

日常的に砂漠と向かい合っている、中東か鳥取出身の相手でない限り、このプロセスでの2番目は、サハラ砂漠が鉄板です。


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最後は「川」で畳み掛ける

「サハラ砂漠」で、驚きガードの緩んだ女の子に「川」で畳み掛けて下さい。

「ガンジス川もナイル川もインダス川もアムール川もメコン川も、全部、現地の言葉に訳すと“川川”なんだぜ!」(『メコン』を最後に持ってくるのも重要なポイントです)

怒涛の「川川攻撃」に脳の処理が追いつかなくなった女の子に、吊り橋効果(ドキドキすると恋に落ちていると錯覚しやすくなる現象)が生まれます。「川」だけに。

吊り橋効果が生まれた上“メコン”の若干えっちな響きに女の子がドキドキした瞬間がチャンス。すぐに告白して下さい。必ず上手くいきます。

上手くいかなかったら、それはあなたのせいです。どうぞ、この「重ね言葉」を使って、意中の人と身体を重ねてみて下さい。

節分の直後なので“豆”知識を、バレンタイン間近なので“チョコ”っとだけ恋愛っぽくしらべぇてみました…

(文/ハイパーメディアフリーター・黒田勇樹

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