LINEは放置、デートも未定・・・釣った魚にエサやらない男性14.8%をモテ男が擁護する理由

2015/02/05 19:00

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■ある男女の会話から

ここは彼氏が一人暮らしをしているマンションの一室です。

「ねえねえ、最近一緒にいてもスマホ見てるか寝てるだけじゃない?」
「仕方ないだろ、最近忙しいんだって」
「じゃあ再来週の連休はどこか行こうよ」
「ごめん、その日は会社の人と旅行入ってるわ」
「もう! そうやってアンタは釣った魚にはエサをやらないんだね!

以上の会話を聞いて、みなさんはどのような印象を持ちましたか? 恋バナになったときに必ずといってよいほど出てくるトピックの一つが「釣った魚にはエサをやらない男」です。

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■彼女の誕生日を忘れる・・・釣った魚にはエサをあげない男の実態

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付き合うまでは全力でおもてなしをし、毎回のデートにも工夫をこらし、LINEの返信もスピーディだったというのに、交際をはじめてからはその態度が急変。

最終的には、デートのための互いのスケジュール確認すら怠るようになり、2人で会うのは月に1、2度程度になってしまう。これは筆者が知る広告代理店の営業マンTさん(32才)の「釣った魚にはエサをあげない」実態です。つい先日、交際3年目を迎えた彼は、交際史上最大の危機を迎えたといいます。

「この間、2人で部屋にいたときです。スマホをいじっていた彼女が唐突に聞いてきたんです。『ねえ、私の誕生日って言える?』って。正直ドキっとしました。『あれ?いつだっけ?』と思ってそのまま10秒くらい固まってしまい、とっさに出てきた一言が『急にどうしたの?』でした」(Tさん)

そこで、Tさんの彼女はすかさずこう言ったといいます。

「わかったよ、どうせそんなことだと思ってたし。なんで付き合ってんだろうね、私たち」

このセリフがズシリと刺さったTさんは、急いで手元にあったスマホで彼女のFacebook名を検索。そこで判明した誕生日をさらりと答えて事なきを得たようです。

「それからはLINEの返事もしっかり返すようになりましたし、週に一度は彼女と食事の時間を設けるようになりました」(Tさん)

すでに傷は完治したと答えるTさんだが、果たして、彼の「愛情」はいつまで続くのでしょうか。

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■モテる男ほどエサを与えない悲しい実態!

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20代~60代の男性750名を対象にしたアンケート調査によると、14.8%の男性が「自分は釣った魚にはエサをやらない」と答えています。この結果、女性のみなさんはどう思いますか?

さらに興味深いのは、「自分はモテるほうだ」と答える人ほどその傾向が高いということでした。モテ男は、非モテ男よりも女性に対し継続的な愛を降り注ぎにくいようなのです。

【モテ・非モテ別】

「恋愛が成就すると、『釣った魚には餌をやらない』という態度で、恋人に接してしまいがちだ」と答えた男性の割合

自分はモテるほうだ:25.8%
・自分はモテるほうではない:13.7%

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■モテる人ほど放置、それでも女子はモテ男が好き!?

この結果は、一見奇妙に見えます。素直に考えれば、付き合った女性にぞんざいな態度をとっている彼氏は、彼女から嫌われやすいため、モテないように思われます。一方、付き合ってからも真剣に相手のことを想い、愛情を降り注ぐ彼氏は非モテではなく誰もが羨むモテ男に分類されそうです。

しかし、調査結果はこの推測と真逆の結果を示しています。いったい、なぜでしょうか。

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■『今度はいつ会えるの?』と言われたらモテ男

これに対し、興味深いコメントを一つご紹介します。これまで二度の離婚を経験するも、現在は女子大生やレースクイーン、介護士など複数の女性から言い寄られているという、どう見ても「モテ男」に分類されるレコード会社勤務のYさん(43才)のコメントです。

「断言します。『今度はいつ会えるの?』と言われる男性がモテます。私は釣った魚にエサは与えませんが、ごくたまに与えるエサにはとてもお金と時間をかけています。だからいつでも女性から『会いたい』と言われる。一方、一人の彼女に全力で愛情を降り注ぐ男性は、短期的には彼女も喜ぶでしょうが、そのうちより深い愛情を彼女に捧げなければならなくなります。これは彼氏にとっては底なし沼なのでけっこう辛いことです」(Yさん)

さらに、Yさんは自身の主張に根拠を与えるかのようにこう続けました。

「女性シンガーソングライターの歌詞を思い出してみてください。『今度はいつ会えるの?』『会いたいけど会えない』『返事をなかなかくれないあなた』みたいな歌詞が多いと思いませんか? これは決して偶然じゃない。彼女たちが恋してるのは全員モテ男ですよ。エサを与えない男に惚れてるんです。いつでも会える男とラブラブ、なんてあまり聞きませんし共感を呼ばないんですよ」(同上)

なかなか過激な主張ではあるものの、傾聴に値する点はあるのかもしれません。彼のようによくも悪くも「強気」の男性にある種の女性が惹かれているという厳然たる事実は覆りません。Yさんは、今後も自身の恋愛観を変えるつもりはないと言い切ります。

■肝心の女性の立場は…?

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とは言え、当の女性からすれば、何も与えなくなった男性をいつまでも愛し続けることほど根気を要する行為はありません。根気よく待っていた結果、婚期を逃すケースも少なくないでしょう。はたして、現在交際中の彼氏は、自分を本当に愛してくれているのだろうか? 季節の変わり目のこの時期に、一度男捨離(だんしゃり)を試みてもよいのかもしれません。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2015年1月16日(金)~2014年1月18日(日)
対象:全国20代~60代  男性計750名

(文/しらべぇ編集部

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