【富山出身は一発でわかる】アレの「呼び方」で出身地を見抜く方法

2015/02/08 17:00

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地方出身者のみなさん、都会に出てくると、何気ない会話の中で「え、これ通じないの?」と衝撃を受ける場面って、ありませんか? 言葉が通じないと、なかなか会話が前に進みません。そのせいで、新天地になじむのに時間がかかってしまうことも。

たとえば、指を怪我して出血したときに貼るこのテープ。岩手県出身の筆者が東京の友人に「カットバン持ってない?」と尋ねるとすごくキョトンとした顔で「カットバンってなに!?」と逆質問が飛んできた経験があります。

しらべぇ0208バンドエイド2


小さいころから当たり前に使っていた呼び方ゆえに、標準語じゃないと分かったときのショックは大きいものですよね。

しらべぇ編集部では、以前「今川焼き」が各地でさまざまな呼ばれ方をしていることをお伝えしましたが、このテープもまた、日本全国で実にさまざまな呼び名を持っていることが判明。そこで、全国各地で何と呼ばれているのか調査してみました。

絆創膏2


・カットバン:東北地方、中国地方など17県
・ばんそうこう:信越、静岡など6県
・サビオ:北海道など3道県
・バンドエイド:関東地方、関西地方など14都府県
・キズバン:富山県
・リバテープ:九州地方、沖縄など6県

結果を見てみると、関東地方を中心に「バンドエイド」が広く呼ばれているようです。47都道府県ある中で、富山県だけが「キズバン」。このテープの名前を聞けば、富山出身の人は一発で見分けられるかも。

実はこの呼び名、ばんそうこう以外はいずれも商品名。ジョンソン・エンド・ジョンソンによる「バンドエイド」、リバテープ製薬による「リバテープ」といったように、製造元の企業によってそれぞれ商品名が違っており、その販路が強い地域で一般的呼称として浸透してきたのだそうです。

モノの呼び方ひとつで相手の出身地を一発で当てることができたら話のつかみにもなりますし、さまざまな場面で使えまるかもしれません。東京出身のみなさん、全国にはいろんな呼び方があることをご理解いただき、どうかお手柔らかに。

(文/しらべぇ編集部・渡辺夏実

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方言地方名称絆創膏
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