【ねこ拝見】『タモリ倶楽部』に出演 飛び猫写真でおなじみ五十嵐健太さんと飛び猫トーク その2

飛んでいる猫(飛び猫)の写真が人気の五十嵐健太さん。4年に渡って撮影してきた写真が『飛び猫』(KADOKAWA刊)と題した写真集になりました(本日発売)。『タモリ倶楽部』(テレビ朝日)にも出演した五十嵐(い)さんと、作家のやきそばかおる(や)で、飛び猫の写真を元におしゃべりします。

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「猫の躍動感も良いし、後ろに見える島も綺麗ですね。撮影のポイントはありますか?」

なるべくレンズの広角側で、F値を絞り込んで撮影するのがポイントです。(ピントが合って見える範囲が広がるため)。よく、手前のモノにピントがあって、背景がボケている写真がありますが、ただでさえ動きの速い飛び猫写真を撮る場合、広いところにピントを合わせるようにしていないと撮るのは難しいです」

ちなみに、望遠レンズで撮っているように見えるが、むしろその逆だそうだ。猫の頭をなでられるくらい、近い距離で撮影している。

飛猫2 (2)_R

「ものすごい一瞬を捉えましたよね!」

本当に珍しい光景です。右の猫も足が浮いていて飛んでます。飛んでいる時、2匹は息が合っているように見えました。兄弟なのかなとも思います」

「一瞬足りとも気が抜けませんね。レンズのキャップを外してる間に、シャッターチャンスを逃してしまうかもしれないし…」

撮れれば天国、撮れなかったら激しく後悔しそうだ。

飛猫2 (3)_R

「こちらの猫は、門柱から門柱へ飛び移っていました」

「低いアングル!」

「できるだけ、色々な角度から撮るようにしています。といっても、何の前触れもなくとっさに飛ぶことがあるので難しいですが…」

※この写真は空き家の前で撮ったそうだ。住民の方がいらっしゃる場合、門柱などでこの写真を狙うと挙動不審者に見られる可能性があるため、住民に迷惑がかからないように注意しながら撮影を。敷地には絶対に入らないようにしましょう。

五十嵐さんが撮影した飛び猫の中でも、一層目をひくのがこちらの写真だ。

飛猫2 (4)_R

「千葉の某所で遭遇して撮影しました。日中は日当たりの良い船の上で寝ていて、夕方になると船と船の間を飛んで陸地に戻るんです

「猫にとっては、向こうに届かなかったら地獄ですよね」

そこを飛んでしまうところが可愛いです。もちろん落ちてしまったら困りますが、この猫は見事にジャンプしていきました」

最初に見つけてから撮影するまでに、天候不良などで撮れなかった日も含めると1週間かかったとのこと。さらに、この写真は海外の著名なアーティストの写真と並んで写真集に載ったことがあり、嬉しくてたまらなかったとか。

飛び猫ではないが、こちらの写真も好評だ。

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「菜の花の黄色と、空の青い色と、ねこの色のコントラストが良いですね」

「花が咲いている季節は短いので、花とねこを一緒に撮るのは簡単そうに見えて意外と難しいです。花の前にねこがいることは、なかなかありませんし」

「確かに、そうなると運ですね」

「ここだけの話、写真では猫のまわりにたくさんの菜の花が咲いているように見えますが、実は、少ししか生えてなかったんです。本当にここだけの話ですが(苦笑)」

「いや、魅せるためのテクニックは重要ですよ(笑)」

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猫が飛んでいる勇姿をもっと鑑賞したい方は『飛び猫』(KADOKAWAより本日発売)でじっくりと。飛び猫の写真を中心に130点が掲載されています。そのほか、『しらべぇ』でも紹介した、五十嵐さんが撮影した猫の写真集『萌猫(もえにゃん)』もリンダパブリッシャーズより好評発売中です。

(取材・文/やきそばかおる  写真協力/五十嵐健太)

●『飛び猫』』(KADOKAWAより本日発売

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●『萌猫』(リンダパブリッシャーズより好評発売中)

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