世の中はやっぱり金なのか? 金の切れ目が縁の切れ目になった人の壮絶エピソード

2015/03/03 09:00

しらべぇ0303金

景気の良し悪しにかかわらず、我が国におけるお金をめぐる言説は概ね2つの立場を行き来してきたと言えます。一つは「世の中お金じゃない」、もう一つは「お金がないとなにも始まらない」という主張です。

むろん、そのどちらにも正しい側面がある以上、一方の立場を「正解」とするのが困難であることは言うまでもありません。

今回取り上げるのはお金がもたらした人間関係です。「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉を、身を持って感じてしまった人たちに当時のエピソードを聞いてみました。


 

友人編:結婚、妊娠、リーマンショック

「一度気前よくご飯をおごったら、その後もずっとたかられて『今日からもうおごらないよ』と宣言したその日から一度も会っていない」(30代男性)

「今まで誘えば何時でも来たのに、割り勘になると来なくなった」(40代女性)

「借金で首が回らなくなって友人たちに愛想をつかされた。それ以来、ほとんど彼らと接する機会がない」(30代男性)

「リーマンショックの派遣切りで無職になったとき、急に友人が誘ってくれなくなった」(30代男性)

「高校時代に仲が良かった人と金銭貸借があり、催促しても返却が滞っていたところで人間性を疑い始めた。それ以降徐々に友人としての関係をなくしていった」(50代女性)

「結婚しておごらなくなったら飲みに誘われなくなった」(20代男性)

「妊娠して一流企業を退職したあと、誰も電話をかけてこなくなった」(30代女性)

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恋人編:プレゼントのグレードを落としたら…、倒産したら気持ちも離れ…

「彼女の借金を肩代わりしたあと間もなく、他の男にとられた経験がある」(60代男性)

「プレゼントの回数が減ると同時に、会う回数が少なくなった」(30代男性)

「独立して仕事をしていた時に、仕事がうまくいかず金回りが悪くなったら離れていった女性がいる」(40代男性)

「彼の会社が倒産して職を失ったときです。急に彼への愛がなくなりました」(30代女性)

「外国人女性と付き合っていたが、年収が下がったという話をしたら疎遠になった」(40代男性)

「彼氏へのプレゼントのグレードを落としたら嫌われたことがある」(20代女性)

「若かりし頃、ハンサムな年下の男の子とお付き合いをしていたとき。私がデート代を出していたのですが、バイトができなくなりお金が出せなくなったら段々と会える回数も減り、彼は離れていきました」(50代女性)

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家族編:仕送りをしないと縁を切る、家族が勝手に私の金を…

「借金をすると、たとえ血が繋がっている親戚ですら冷たくなる」(30代男性)

「権力を持っていた親が死んで以降、親族が手の平を返したような態度をとるようになった」(20代女性)

「自分の親がお金に困っているときだけ連絡をしてくる」(30代男性)

「家を出て実家に仕送りしなかったら縁を切られた」(40代女性)

「家族に自分のお金を勝手に使われていたことがあり、大嫌いになった。今は絶縁状態」(20代男性)

お金で買えないものがあることも事実ですが、「円」で繋がる「縁」もあるようです。皆さん、金銭トラブルにはくれぐれもご注意を!

(文/しらべぇ編集部・みんと

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2015年2月13日(金)~2015年2月16日(月)
対象:全国20代~60代の男女計1500名

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