相手の機嫌を損ねずに長電話を完封できる魔法のひと言は？1位は今どきならではのアレ

何かと多忙になりがちな、年度末の3月。こんな時に困るのが、長電話のあの人からの着信。とりあえず出てはみたものの、角を立てずに早く終わらせたい・・・ということってありますよね。

そんな電話を瞬時に終わらせる「魔法のひと言」として、皆さんはどんなセリフを言いますか？　32643人が回答してくれたアンケート結果を見て行きましょう。

「長電話は相手に嫌な思いをさせずに切りたいもの。相手の機嫌を損ねずに、長電話を終わらせる一言といえば？」総合 投票数：32643票

1位　充電がもう無くなりそう　9701票
2位　また連絡するね　5431票
3位　長電話してごめんね　4945票
4位　キャッチ（別の電話）が入った　3593票
5位　今日は話せてよかった　2887票
6位　この後用事があるから　1567票
7位　明日早いから　1439票
8位　眠くなったから　1227票
9位　今日はもう遅いから　1057票
10位　疲れた　157票

使えそうな一言がずらりと並びました。大別すると、
A．携帯のせいにする作戦
B．さりげないサヨナラ作戦
C.ド直球作戦
の3つになりそうです。

1位「充電がもう無くなりそう」はまさにAの携帯のせいにする作戦の代表格。「もっと話したいけど、電池が切れちゃうからざんねーん（嘘だけどな）」ということになりますので、言いやすいですね。

スマートフォンの急激な普及や、その電池消耗がフィーチャーフォンよりも激しい傾向があるため、相手の納得感も得られそうです。4位の「キャッチ（別の電話）が入った」もこの作戦に入ると思います。

さりげないサヨナラ作戦として、なかなかの策士だと思わせるのが3位の「長電話してごめんね」。長電話になっていることを明示しつつ、「原因はあなたではなく私！」という自責の念（嘘だけどな）をアピールすることで、角が立たずに電話を終わらせるムードを演出できます。

次に繋がる前向きな言葉で会話の終わりを匂わす2位「また連絡するね」、5位「今日は話せてよかった」も同類ですね。

そして最後は、「設問に“相手の機嫌を損ねずに”って書いてあるでしょうが！」とツッコミたくなるド直球作戦。7位の「明日早いから」はまだしも、10位「疲れた」はマズいのでは…でも、さりげないサヨナラ作戦が失敗した場合などは、このぐらいのストレートさが必要かもしれません。

なお、数字のマジックかもしれませんが、ほぼ全都道府県が「充電がもう無くなりそう」が1位となる中、なぜか徳島県だけは「今日は話せてよかった」が1位でした。

こうして見比べてみると、いろんな打ち手があると解ります。同じ相手に毎回同じパターンを使いすぎて勘付かれないように、携帯のせいにする作戦とさりげないサヨナラ作戦をランダムに駆使し、どうしても埒が明かなければド直球に移行、というのが良いのではないでしょうか。

【集計結果】
出 典：dメニュー・iメニュー 「みんなの声」
投票数：32643票

（文／しらべぇ編集部・伊東宏之）