北陸新幹線開通！あえて富山・金沢を避けて旅行する人たち「静岡と新潟が狙い目です」

■あえて…北陸には行かない！

3月14日北陸新幹線が金沢まで延伸開業しました。新幹線のCMが目に入る度に北陸に足を運んでみたいと思った方は少なくないでしょう。

とはいえ、メディアの影響もありこの時期は金沢・富山へ向かう新幹線特急券はもちろん、両市内の有名飲食店は軒並み予約が取りにくい状況となっています。

ある金沢市内の人気寿司店は向こう一ヶ月すべて満席だといいます。

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■おすすめは静岡と新潟

そんな中、この季節あえて石川・富山には足を運ばずに観光を楽しもうとする大人たちがいます。話を聞いたのは月に一度は国内一人旅に出かけるという元旅行代理店勤務のMさん（32才・女性・東京在住）です。

　―この春、石川や富山には行かないのですか？

絶対に行きません。観光客が多くなると、その地域の観光スポットの雰囲気に大きな影響を及ぼします。兼六園はもう少し落ち着いてからのほうが楽しめると思います。

　―ではどこに行くのでしょうか

まず、同じ日本海の美味しいものを食べるならば今こそ新潟に足を運ぶべきです。新潟市内の繁華街・古町付近を歩けばわかりますが、どのお店に足を運んでも魚料理が絶品なんです。以前感動したのが、チェーン居酒屋の刺し身でもビックリするほどおいしかったことですね。

　―新潟はほかにどんなところがおすすめですか？

片道で2時間程度なので、金沢より気軽に足を運べるところです。この季節、新幹線も空いているので特におすすめです。また、信濃川沿いに広がる夜の万代シテイの景色は最高ですよ。

　―ほかには？

静岡東部もオススメです。たとえば、伊豆は片道2時間強で到着しますし、特急券代も片道5000円程度とリーズナブルなので、その分食事や宿で贅沢できます。

　―なぜこの２地域を推薦するのでしょうか？

富山や石川と機能的に近い価値を持っている観光地だからです。どちらも海沿い、おいしい海の幸が食べられて交通費はこちらのほうがリーズナブル。なので、世間が北陸に注目している今だからこそこの２つのエリアに足を運ぶとお得な気分を味わえると思います。

（文／しらべぇ編集部）