「結婚したい」が半数を超えるのは20代女性のみ!「独身主義」はどれくらい多い?

2015/05/06 08:00

孤独な女性

©iStock.com/Denis Rozhnovsky

国立社会保障・人口問題研究所が発表した「人口統計資料集(2014年)」によると、2010年の生涯未婚率は男性が20.1%、女性は10.6%

日本の少子化には、この「結婚しない人の割合」も大きく影響している。

今、独身の人たちは、いずれ結婚を望んでいるのか? それとも主義として独身なのか? しらべぇ編集部では、全国20〜60代で現在独身の男女631名に対して、結婚に関する調査を実施した。


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■20〜60代独身で「結婚したい人」は半分を切る!

独身主義

今回の調査では、「いずれは結婚したい」と希望する独身者は、半数を切って4割強。ずっと独身でいたい人も2割弱だが、希望はしないが、独身だと思う「諦め派」が4割に迫った。


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■「結婚したい」が過半数なのは20代女性のみ

将来的に結婚を望む人を性・年代別で見てみると、半数を超えたのは20代女性だけ。男女ともに、ほぼ歳を追うごとに結婚願望が減少しているが、とくに女性の減り方が著しい。

結婚したい独身者

女性は、20代→30代、40代→50代と、結婚したい割合が大きく下がるタイミングが2つあることがわかる。

また、男性で結婚希望者が4割を超えるのは2、30代のみで、30代→40代の落差がもっとも大きい


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■「独身主義」は40代で女性が男性を逆転

「独身貴族」という言葉を聞くと男性をイメージする人も少なくないだろうが、主義として独身を希望する人たちを同じく性・年代別で見てみると、ちょっと状況が違うようだ。

独身主義の独身者

男性で積極的に独身でいたいと願う人は、全年代を通じて2割前後。

一方、女性は結婚願望の高い20代で低いのは当然として、その後は右肩上がりに増加していく。50代の独身女性では3人に1人、60代では約半数が「結婚はしたくない」と望んでいる。

独身女性の場合、稼ぎに加えて家事などの生活力も不自由ない人が多く、積み上げてきた自分の生活を崩す心配のほうが大きいのかもしれない。


将来も考えた恋愛で相手を選ぶ際、お互いに恋愛観や将来設計の違いがあると、トラブルや時間を無駄にすることにもつながる。データはひとつの参考値だが、念頭に置いておいてもよさそうだ。

(文/しらべぇ主筆・タカハシマコト

qzoo【調査概要】
 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年4月1日~2015年4月3日
対象:全国20代~60代 男女計631名

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