初対面の人へのタメ口に大半が「イラッとくる」不快にさせないうまい使い方とは?
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人とより深いつながりを築くコミュニケーションツールとなり得るもののひとつに、”タメ口”があります。ところが、いくら親しくなりたいという理由であっても、初対面の人にタメ口をきかれて、イラッとした経験をしたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、しらべぇ編集部では「初対面の人にタメ口を使うことについて、どう思っているかどうか?」について調査してみました。調査結果は以下のとおりです。
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Q. 初対面の人にタメ口を使うのはダメだと思う?
全体的に、男性よりも女性のほうが、初対面でのタメ口に対して不快に思う傾向にあるのがわかります。
さらに、年代別に見てみると、
と、年齢が高くなればなるほど、不快に感じる人の割合が高くなるようです。
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■タメ口の語源は?
そもそも、タメ口とは元々「ぞろ目」を意味するバクチ用語。現代では一般的に用いられるようになりましたが、1960年代には不良少年の間で浸透していた言葉でもあり、それゆえ年配の人を中心に受け入れられない人が多いのかもしれません。
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■タメ口もうまく使えば…
そんなタメ口ですが、円滑なコミュニケーションを果たすうえでは重要な意味を持っています。言語学的に分析すると、「相手に近づきたい」という欲求からタメ口が発せられています。
実際、タメ口の使い方次第では人気獲得へとつなげることもできます。その分かりやすい例がタレントのローラさんではないでしょうか。
画像はスクリーンショットです。
彼女をよく観察すると、タメ口を使いつつも、相手を褒めてあげたり、自ら謙遜したりといった配慮があるのがわかります。こうした配慮が彼女自身の人気へと結びついているとも言われます。
たとえタメ口を発したとしても、自ら謙遜の立場に徹したり、共感を得ようとしたりするなど、その他の言葉遣いに配慮があれば、相手に不快感をもたらすことなく、うまく関係を深めることができるのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部・大澤法子)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年4月17日~2015年4月20日
対象:全国20代~60代男女計1658名