【就活ウラ事情】20代の◯%が面接で「ウソ」はありだと思っているらしい…

2015/07/19 06:30

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©iStock/RyanKing999

テストの点数ではなく、自分そのもので勝負する就職活動。でも、少しでも自分をよく見せるために「ウソをついてみようか」と考えたことがある人もいるかもしれない。

世間の人々や就活生たちは、「就活中のウソ」をどう感じているのだろうか? 全国20〜60代の男女1666名を対象に、実際に調べてみた。


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■約8割が「就活でのウソはNG」

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就活のエントリーシートや面接で「ウソをついてもいい」と回答したのは、わずか2割。ほとんどの人がウソは認められないと考えているようだ。

しかし、年代によって大きな差があることもわかった。


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■20代女性は4割が「ウソも方便」

sirabee_uso2_20150717就活から比較的時間のたっていない、またおそらく就活中の人もふくむ20代では、「ウソもOK」と考える人が突出して高い。とくに女性では4割を超えている。

一方で、面接官を務めることも多い年代のせいか、男女とも40代がもっとも低く1割台となった。


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■就活生がつくのは、どんなウソ?

しかし、就活生がつくウソとは、どのようなものなのだろうか? 現在、まさに就活まっただ中の学生たちに裏事情を聞いてみた。

「料理は全くしないが、披露することもないだろうし、女の子っぽいかなと思って、趣味は料理にしている」


「実際そこまでではなくても、『御社の志望度はかなり高いです』と、つい言ってしまう」


「高校時代は正直やんちゃだったが、聞かれたときは、勉強に部活に頑張る普通の生徒だったことにしている」


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■経験談を友人に使われたという声も…

自分がウソをついたのではなく、自分の経験談をパクられたというケースも。

「仲の良い友人同士で集まったとき、自転車で日本縦断した話をしたら、その後、その場にいた友人の一人から、自分の経験談として面接で使ってしまったとカミングアウトされた」


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■ウソじゃなくて「盛っている」だけ?

彼らの答えに共通していたのは「盛っている」という認識。質問をなげかけると、「まぁウソじゃなくて、盛っているだけなんだけど、実は…」とつづける学生が目立った

彼らは、根も葉もないウソをついているのではなく、事実を大きく見せている、つまり「盛っている」のだという。

「サークルでは、一応名前だけは支部長だったので、頑張って役割をこなしたことにしている」


「文化祭で屋台を出したときの売り上げの成果を、実際より多めに言っている


趣味はロッククライミングと言っているが、実際は体育でやったことがあるだけ」

エピソードを盛るのは、どこまで許されるのか。その結果は内定獲得よりも、入社した後に出るのかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・古川もこ
qzoo【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年6月19日(金)~2015年6月22日(月)
対象:全国20代~60代 男女計1666名 

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