【クイズ】幼児の水難事故を防ぐために「しつけ」で気をつけるべきこと

2015/08/06 11:00

sirabee0806ohta001©iStock/clumpner

夏休み、海や川にお出かけして、以下のようなお約束をする家庭も多いと思います。でも以下の中に、子供の安全という観点で、ちょっと注意しなきゃいけない表現があります。

①大人の見てないところで一人で水に入ったらだめだよ

②忘れ物したらもう買ってあげないからね

③そのへんにゴミを捨てちゃだめだからね

④しっかりごはん食べないと遊ばせてあげないからね

⑤ときどき休憩して日陰で水を飲むように、お約束ね

一見どれも正しいですよね。でも気をつけなければいけないのは、②の「忘れ物をしたらもう買ってあげないからね」です。



 

■その一言が、必要以上に子供を脅かしている

判断力の乏しい小さい子を連れてのレジャーは、一歩間違えば、危険と隣り合わせ。水辺で遊ぶときなどは、子供から目を離さないよう、細心の注意が必要です。

しかし、いくら注意をしていても、いくら子供に「ひとりで水に入っちゃいけません」と教え込んでも、悲惨な事故が起きるときには起きてしまうのです。

少しでもリスクを減らすために、子供用のライフジャケットを着用させるなどの対策は講じておきましょう。備えあれば憂いなしです。

それでも起こる水難事故には、サンダルや帽子が水に流されてしまい、それを拾おうとして深みにはまってしまうケースが少なくないようです。

サンダルや帽子を水に落としてしまい「あ、まずい。パパやママに怒られる!」と考えてしまうのでしょう。判断力の乏しい幼児にとっては、水の怖さより、パパやママに怒られる怖さのほうが勝ってしまうのです。

日ごろの厳しいしつけが文字通り命取りになることもあるのです。


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■安全が1番大事だとしっかり伝える

水辺だけではありません。山の斜面や車通りの多いところで帽子を風で飛ばされてしまったとき、パパやママに怒られる恐怖心が強いと、周囲の危険を顧みず、帽子を取りに行こうとしてしまうことがあります。

だから、普段どんなに厳しく「ものをなくしちゃいけません!」としつけていても、レジャー中は、「帽子やサンダルを落としてもパパもママも絶対に怒らないから、自分では取りに行かずにパパかママに教えてね」と諭しておくべきでしょう。

(文/おおたとしまさ

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