サブカルからメジャーへ! 8割以上が「コミケに行く人はキモくない」と回答
夏のコミケ(コミックマーケット)、今年も大混雑のようです!
今年も、アニメ・漫画・同人誌の祭典「コミケ」が始まった。8月14日から16日まで、東京ビッグサイトで開催される「コミックマーケット88」は、日本最大の同人誌即売会。
昨年12月に開催された際の来場者は56万人を数え、今年はこの暑さにもかかわらず、徹夜組が1万人を超えたという報道も。もはや真夏の風物詩、国民的イベントと言ってもいいかもしれない。
企業ブースも、出版社やゲームメーカー、携帯キャリアなど数多くが出展。マーケティングの機会として、重要度を増しているようだ。
しかし、かつては漫画やアニメ好きであることを明らかにすると、「オタク」と呼ばれて冷たい目で見られる時代もあった。今、コミケに集まるファンに対して、世の中の目線は、どうなっているのだろうか?
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■コミケに行く人はキモい? キモくない?
アンケートサイト「マインドソナー」によれば、今や8割を超える人が 「コミケに行く人はべつにキモくない」と考えていることがわかった。男女差も、ほぼ見られない。
クールジャパン戦略を代表するコンテンツとして、漫画やアニメが国策として応援され、ファンの裾野が拡がっているからかもしれない。コミケに行く人、行った人は、自信をもっていただきたい!
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■3日目(8/16)は男性向けでちょっとキモくなる?
漫画・アニメファンは、男性・女性や世代でも多岐にわたるため、コミケは開催日によって出展する同人サークルや企業が分けられている。
最終日は、男性成人向けの同人誌も販売されるため、1日目、2日目とはやや客層が変わる可能性もあるが、いずれにせよ誰かの趣味を排他的に受け取る人が減っているのは好ましい傾向と言えるだろう。
(文/しらべぇ編集部・猫山ニャン子)