今年「夏バテ」した人は3割!引きずるとさらに「秋バテ」の傾向も…

2015/08/31 06:30

夏バテ

©iStock.com/anek_s

いよいよ8月が終わる。今年は、東京で猛暑日(最高気温35℃以上)が8日連続という新記録を更新したり、真夏日(同30℃以上)が歴代7位の29日連続となったり、体感的には猛暑と感じた人も多かったのではないだろうか。

しかも、気温が25℃より下がらない熱帯夜も続くと、エアコンなしでは寝入りづらく、つけっぱなしで寝ると夏風邪をひく…というジレンマに苦しむ場合も。

開放的な季節ながら、体調を崩しやすいのが夏。今年、夏バテにやられてしまった人は、どれくらいいるのだろうか? 全国20〜60代の男女1413名を対象に調査を実施した。


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■今年の夏バテ率は、およそ3人に1人

夏バテ

今年、夏バテを実感した人は、約3割。少なくない割合だ。また、性別・年代別に見てみると、50代を除くすべての世代で、女性が男性を上回った。60代女性では、4割を超えている。

これは、もともとの体力差や、女性のほうがオフィスや夜間などの「冷房に弱い」という背景があるのかもしれない。

夏バテ年代別


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■内科医に聞いた、今からできる夏バテの「リハビリ」

そこで、都内に勤務する内科医に、今からできる夏バテのリハビリについて聞いてみた。


夏は旅行や帰省などイベントが多く、暴飲暴食、睡眠不足が続きがちです。この不規則な生活と、冷房による「外気との寒暖差」で体調を崩すパターンがほとんど。


すこし涼しくなり眠りやすくなっているはずですので、睡眠時間をやや長めに確保して、規則正しい生活に復帰するよう心がけましょう。また、食事、酒を節制して胃腸と肝臓の休息をとることも大切です。



「食欲の秋」は、食べ物がひときわおいしくなってくる季節。それまで疲れを引きずらないためにも、早めの対応が吉だろう。


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■近ごろは「秋バテ」の傾向も

夏の間に崩した体調や自律神経の乱れが長引くと、9月終わりまでずるずると体調不良が続く「秋バテ」という言葉も生まれている。

「お盆にとれなかった遅めの夏休みをとる」「暑気払いの言い訳も立たないのでムダな飲み会は断る」といった、気持ちの切り替えが有効かもしれない。

(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

qzoo【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:20代~60代の男女1413名

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