日本人の「除菌・抗菌意識」を調査!過剰に感じる人はあの世代に…

2015/09/12 11:30

sirabee0913koukin©iStock.com/mykeyruna

世にあふれる「抗菌グッズ」を見ると、日本人は世界の中で「潔癖症」と言えるかもしれない。一方で、除菌・抗菌意識の高まりに違和感を感じる人もいるのだろうか?

そこで編集部では、全国20~60代男女1413名の「除菌・抗菌についての考え方」について聞いてみた。


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■約4割が「除菌・抗菌が過剰」と感じている

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全体で見ると、日本人の除菌・抗菌意識は「適切である」と考える人のほうが多数派で、約6割。しかし、過剰と感じる人も4割を超えている。

意外にも、過剰と感じる人は男性より女性に多く、男女で9ポイントの差が開いた。女性のほうがさまざまなケア用品や家事などで、「抗菌グッズ」に触れる機会が多いためかもしれない。


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■菌への意識は、世代差が大きい

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年代別で見てみると、男女とも齢が上がるに連れて過剰だと思う人の割合が増加。20代男性は8割が「今の除菌・抗菌意識が適切」と考えているのに対して、50代女性は6割が過剰と感じているようだ。

かつては、ひざ小僧を擦りむいたときなども「ツバでもつけておけば治る」と言われたように、日本人の菌への意識は比較的おおらかだったのかもしれない。

一方で、抗菌意識が浸透した時代に育った世代は、今の「清潔」な暮らしのほうが快適に感じるのだろうか。


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■未婚者のほうが潔癖な傾向?

なお、既婚・未婚の別でデータを見てみると…

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「抗菌意識が過剰」と考える人は、既婚者のほうが多い傾向だ。結婚し子供が生まれると、否が応でも乳幼児の排泄物やオムツ、病気の際の吐瀉物などに触れる機会も増える。家の中も汚れやすくなるだろう。

若い世代が家庭を築くようになると抗菌意識も変わるのか、さらに新たな抗菌グッズ市場が拡がるのか。注目される。

(文/しらべぇ編集部・ぴたご

qzoo【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:日本全国の20代~60代男女1,413名

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