パートナーとのエッチにもっとも不満なのは既婚男性! さらに年収との関連は…
「カラダの相性」という言葉があるように、お互いのやり方や性への向き合い方に不満を持つ人もいるようだ。
©iStock.com/Goldmund Lukic
愛の営みやスキンシップは、恋人や夫婦をつなぐ大切なもの。しかし、「カラダの相性」という言葉があるように、お互いのやり方や性への向き合い方に不満を持つ人もいるようだ。
「セックスレス大国」と言われる状況の原因のひとつとも考えられる「パートナーとのセックス満足度」について、全国20〜60代の男女1379名に調査を実施した。
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■満足・不満は真っ二つに
今回の調査で「今、パートナーがいる人」は、61.5%。その中で「満足している」と答えた人は、不満派をやや上回った。とはいえかなりの接戦で、およそ半数は満足できていないことがわかる。
では、どんな人は満足度が高く、不満層はどこにいるのだろうか?
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■ 「既婚男性」のみ過半数が不満
既婚者・未婚者を男女別に見てみると、顕著な差が見えてきた。
男女別では、既婚・未婚とも、女性より男性のほうが不満率が高い。既婚男性の不満率がもっとも高く5割を超えた一方、未婚女性で不満に感じる人は3割にとどまった。
しかし昨日お伝えしたデータのように、「今、幸せと感じる割合」では既婚者は未婚者をはるかに上回る。「性生活への不満」が幸せ実感に影響する度合いは、それほど大きくないのかもしれない。
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■年収が上がるほど不満率は高まる?
年収は、人生の成功を測るバロメーターのひとつと言えるだろう。パートナーとの営みの満足度も、年収が上がるのに比例してもよさそうなものだが…
結果は、まったく逆。年収500万以下では「満足」と答えた人が不満派を上回ったが、500万円以上では不満な人が半数を超えている。500万以下と1000万以上では、およそ8ポイントの差が開いた。
不満を胸に秘めたままセックスレス状態に至り、パートナーとの関係が悪化しないためにも、相手を責めることなくお互いの気持ちを真摯に伝えあうことが必要なのではないだろうか。
(文/しらべぇ編集部・盛山盛夫)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:20代~60代の男女1379名
(文/しらべぇ編集部・盛山 盛夫)