友達以上・恋人未満の「セカンドパートナー」に賛成?男女間で大きすぎる差が…
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「セカンドパートナー」という言葉をご存知だろうか? 読んで字のごとく「2人目のパートナー」のことで、互いに配偶者がいながら別のパートナーをつくる人が増えているのだとか。
夏にネットニュースで話題になって以降、ワイドショーでも取り上げられている現象である。
ポイントは、不倫関係ではないこと。カラダの関係を一切もたないプラトニックな間柄でありながら、友達でもない。ただ、そこに恋愛感情はあるという複雑性がある。
互いが配偶者と離別し、ひとり残されてしまったなら、そのときは一緒に人生を歩もうと約束しているとか。 まだ広く認知されていないこの「セカンドパートナー」について、しらべぇ編集部では調査を試みた。
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■男女で大きな考え方の違いが…
全国20代〜60代の男女1400名を対象に、「友達以上・恋人未満のセカンドパートナーに憧れる?」と尋ねてみると、全体では約2割の人が「憧れる」と回答。それほど多くはない印象である。
しかし、男女の年代別で比較すると悲しい結果に…。男性の方がセカンドパートナーを求めていると判明したのだが、50・60代の男女差の大きさには驚かされる。
女性はセカンドパートナーを考える人が1割をきっているのに対し、一方の男性は約3割にものぼっていたのだ。女性は今の旦那一筋で生涯を送ろうと思っているのだろうが、男性はほかにも女性がいたら理想的だと考えているらしい。
これは夫婦のすれ違い方が起きていると言えるかも…。
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■セカンドパートナーに憧れる人の理由
ここで、セカンドパートナーに魅力を感じている人の声を紹介しよう。
・「今の旦那以外に、もっといろんな話ができる男性が近くにいたらいいなと思う」(30代女性)
・「カラダの関係はもたないけど、純粋な気持ちでもう一回恋愛をしてみたい」(40代男性)
・「不倫までいく勇気はないけど、ドキドキするぐらいの淡い恋を結婚していながらも味わいたい」(20代女性)
・「いつまでもイケている自分でいたい」(50代男性)
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■高年収な人ほどセカンドパートナーに賛成!
また年収別でみると、年収が高ければ高いほど、セカンドパートナーをほしがる傾向がみられた。
やはり、金銭的に余裕がある分、恋愛にも欲が出てきてしまうのだろうか? 高年収で愛人契約を結ぶ人がいることからも、このデータは納得のいくものかもしれない。
一方、低年収層はもうひとりを養う責任が取れないなどの理由から、それほどセカンドパートナーを望む人が多くないと思われる。
まだあまり浸透していないセカンドパートナー。もし自分の夫や恋人が、つくると言いだしたら…あなたはどうする?
(文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年9月25日~2015年9月28日
対象:全国20代~60代の男女計1,400名