【ちょっと気になる地理ばなし】六本木の出雲大社で縁結び
2015/12/12 06:00
キング・オブ縁結び出雲大社に行ってみたい！
彼氏彼女がいない人でも１度は思ったことある人多いんじゃないでしょうか？
でも出雲大社は遠い、島根県、東京からだと飛行機に乗ってバスに電車にで時間もお金もかかる。ちょっとやそっとじゃ行けません！
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■縁結びに出雲大社、じつは近所にも
そこで、今回は気軽に東京で出雲大社に行っちゃいましょう！
「東京に出雲大社？」と思う方も多いでしょう。みなさんの近所にあったりする「八幡宮（はちまんぐう）」。これも代々木八幡や世田谷八幡など色々な場所にあります。
この八幡宮は大分県にある宇佐神宮を総本社として全国に広まっていった。だから出雲大社が東京にあっても不思議ではないのです。
そんな出雲大社は東京の中でも欲望渦巻く街、六本木にあります。正確にいうと出雲大社東京分祠、分祠と言うのは神の神霊を分けてもらった所で、本社の神霊と同じ効力があるとされているのです。
なので島根の出雲大社も六本木の出雲大社も効力は同じ。ならば近い六本木の神に祈りましょう！
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■六本木駅から、さっそく目指してみた
六本木駅から歩いて3分ほどで到着。いきなり階段からスタートするのも神社感があっていい！
のぼりにはしっかりと出雲大社の文字がある。
階段を登ると手水舎があり、その横には祓社（はらいのやしろ）があります。
TVや映画などで見たことある白いふさふさした祓串で身を清めることができます。しかも自分自身で、セルフで身を清められるところが東京っぽい。ガソリンスタンドが出来た時もびっくりしましたが、ついにセルフもここまできました。
身を清めたらいよいよ参拝です。出雲大社は通常の神社の二拝二拍手一拝ではなく、二拝四拍手一拝で行います。
この日は平日にもかかわらず女性の方が何人か参拝したりおみくじをひいたり絵馬に思いを込めた願いを書いていました。思いのこもったセルフ祓串はつい見惚れてしまいます。
東京に来たのが明治11年、六本木に移動したのが明治22年、東京の神前式発祥の由緒正しき歴史ある出雲大社東京分祠に良いご縁を願いに行ってみよう！
ちなみに東京のほかにも埼玉や神奈川、京都、そしてハワイにも出雲大社はあるよ。
【出雲大社東京分祠（ぶんし）】
住所 東京都港区六本木7丁目18－5
営業時間 9時～17時
（文／小林知之・火災報知器）
