【調査】カップ麺を一番おいしく食べられる時間って何分？
2016/01/02 15:00
カップ麺の大手メーカーの1つ、日清食品のサイトでは「カップめんの調理時間はなぜ3分なのですか？」に対して、「一番おいしく食べられる時間が3分だからです」と明記し、次のように続けている。
瞬間油熱乾燥 (フライ乾燥) 法で乾燥させためんは、お湯を注ぐことで、めんに水分が浸透し、出来立ての状態が復元されます。最も食感の良い状態が3分です。（中略）
一番おいしく食べていただくために、コシがあり食感の良い厚み、太さを研究したところ、3分かかって戻るめんが最適であることがわかりました。（後略）
一番おいしく食べられる「3分」を正確に計っている人は、どれくらいいるだろうか。
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■正確に計る人は少数派
しらべぇ編集部が、カップ麺の時間を正確に計っているかを尋ねたところ、20～60代の男女1,371名では、31.1％の人が正確に計っていると答えた。
性別や年代別では、30代男女がやや少なく、40代、50代女性が多めだった。ただし最も多い50代女性でも4割に満たず、性別や年代に関係なく正確に計る人は少数派なのが分かった。
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■ラーメンタイマーを活用
しらべぇ編集部では、以前の記事で美味いカップラーメンの作り方として、「沸騰したお湯を使う」「お湯の量を守る」「正確に3分計る」「しっかりかき混ぜる」を推奨している。
【即席麺メーカー社長から直接聞いた】最高に美味いカップラーメンの作り方
ここで活用したいのがラーメンタイマーだ。スマートフォンのアプリやネットの動画サイトで「ラーメンタイマー」の言葉で検索すると、たくさんのアプリや動画が見つかる。
要はカップ麺ができる3分に合わせたアプリや動画で、単純に時間をカウントダウンするものもあれば、3分に合わせて作った楽しめる動画もある。
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■几帳面な人の共通点
「手帳をまるまる1年間使い切ったことがあるか」との関係では、手帳を使い切ったことがある人に、カップ麺の時間を正確に計っている人が多かった。
カップ麺の3分と手帳の1年では、時間の長さに著しい違いがあるものの、几帳面な人の行動は共通しているのだろう。
これまでだいたいの時間でカップ麺を作ってきた人は、一度、正確に3分計ってメーカー推奨のカップ麺のおいしさを味わってみても良いかもしれない。
（文／しらべぇ編集部・県田勢）
調査期間：2015年11月20日～2015年11月24日
対象：全国20代～60代の男女1371名
