【まりお流】日本一のこってりラーメン「霧島」がスゴかった

濃厚豚骨スープのおいしさを広めたラーメンチェーン店の天下一品。スープの濃厚さで「こってり」と「あっさり」に分けられ、中間の「こっさり」も用意されている。

ここ「まりお流らーめん」では、スープの濃度別に0から25までの数字が割りふられており、人気チェーン店「天下一品」の「こってり」はまりお流でいうと7だということらしい。

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■こってりラーメンの聖地とも呼ばれる、まりお流

到着してみると、すでに大行列。しらべぇ取材班も待つこと1時間で、ようやく店内へ。

メニューには20種類ものラーメンが！　濃度0のあっさりとした鶏ベースの「貝しお」から、日本一のこってりラーメンだとTV番組『ぐるナイ』でも取り上げられた濃度15の濃厚豚骨「霧島」。

その上をいく濃度20の「富士山」、それに大量のパルメザンチーズを加えた濃度25で世界一の超こってりラーメン「チョモランマ」まで。種類の豊富さもまりお流の魅力の1つだろう。

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■ラーメンチャンピオンも認める「霧島」

筆者は日本一のこってりラーメン「霧島」（1500円）に味玉（100円）を追加して頂くことにした。出されたばかりの熱々スープなのに、すでに膜が張っている…！　チャーシュー10枚ほどとたっぷりのネギが嬉しい。

スープはどろっとしていて、本当に麺によく絡みつく。麺をすすった後に、レンゲを使用してスープを飲む必要がないくらいだ。

しかし独特の臭みはかなり取り除かれているのか、意外にもくどすぎない。豚骨スープの濃厚な凝縮された旨味をダイレクトに頂くことができ、こってり好きにはたまらない一品だろう！

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■スパイスの効いたカレーが人気

ここ、まりお流ではラーメン店なので一品料理とライスなどの注文は受け付けていないそうだ。

ただ、ラーメンを通過することで食することを許される他の料理たちにもおいしそうなものがたくさんあり、今回は「お得なセットメニュー」のミニチキンカレー（380円）を頂いてみることにした。

おおぶりの唐揚げがドンッと乗ったカレーに漢方的な渋みが効いたルーがおいしい。
いくつかのメニューは通信販売も受け付けているので、遠方の人にもぜひ試してみてほしいところじゃ。

【まりお流ラーメン】
奈良県奈良市尼辻町433-3
18：00～LO25:30（水曜日定休）
※スープがなくなり次第営業終了

（取材・文／しらべぇ編集部・田原美奈子）