AV監督のワシが子供を育てる利点【溜池ゴローの子育てコラム】

特殊な職業であることを生かして、息子に伝えられることもある。伝説のAV監督・溜池ゴローさんの人気子育てコラムです。

2016/01/27 19:00

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■とてもデリケートな業務

前回は、息子を育てるうえで、ワシの職業がAV監督であるということから発生する気苦労的なことに関して書いた。なので今回は、逆に、ワシがAV監督であるが故に出てくる、ちょっとしたプラス面に関して考えてみようと思う。

まず、あたりまえのことだが、AV監督という職業は、エロいビデオを撮る監督のことである。

エロいビデオを撮るということは、エロいシーンを撮影するということで、出演する女性は、カメラの前で裸になり、男優さんと性行為を行うということだ。

こう書くと、単純なことのように感じるだろうが……実は、この「女性がカメラの前で裸になる」ということは、非常にデリケートなことなのだ。


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■演じる女性の気持ち

これを読んでいる方のなかには、AV女優さんは皆プロとして堂々とカメラ前で裸になっているとお考えの方も多くいらっしゃるだろう。

もちろん、多くのAV女優さんがプロとして堂々と裸で演じてはいる。

しかし、一方では、カメラの前で裸になることや性行為を行うことに迷いを持ったまま演じているAV女優さんや、張り切って出演したはいいが、いざカメラの前にたつと怖じ気づいてしまう女優さんも多くいるということも事実である。

それはそうだ。たとえ、どんなにやる気を出して出演したとしても、つい先日までは、ごく普通の女性だったのだ。

人前で裸を見せたり、ましてや当日初めて会った男優さんとカラミ(SEXの演技のこと)をしなければならない……極度に緊張して当たり前である。

ベテランの女優さんでも、撮影の度に緊張を隠せない方もいらっしゃる。それだけ、AV撮影はデリケートなのだ。

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