五郎丸選手とレレレのおじさんに共通するルーティンの秘密

2015年10月から放送開始した赤塚不二夫が原作のアニメ「おそ松さん」。また、今年3月に放送が決定された「天才バカボン」を原作とした実写ドラマ。

今年は赤塚不二夫イヤーなのかもしれない。

 

■街中にいる変なおじさんの「ルーティン」とは？

あなたの住む街中に近所の変わったおじさん・おばさんはいないだろうか？　「天才バカボン」にもレレレのおじさんというキャラクターが登場する。

レレレのおじさんは、「くりんくりんくりん」と謎の言葉を発しながら、街中を徘徊しているが印象的などこか憎めない魅力あるキャラクター。

バカボンのパパに、「お前は掃除しか能がないくせに」と言われても、掃除を続けるメンタルの強さは「バカ真面目」といったところだろうか。

毎日毎日同じ行動をし続けるレレレのおじさんは、ラグビーの五郎丸選手が毎回行うルーティンに通ずるものがあるのかもしれない。

つまらないこと単純なことを、いかに滑らかにコンスタントに繰り返し行い、「楽しくなる領域」にもっていくか。レレレのおじさんは楽しみや喜びを数多く見つけ出し続けていく天才であり、他のどのキャラよりも出来るに違いない。

もしアスリートになれば、日本を代表する選手にまでのぼり詰める才能を持ち合わせているのかもしれない。

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■泣ける！　レレレのおじさんに隠された秘密

レレレのおじさんは5年連続5つ子を授かるというビックダディ―もビックリな大家族の父親だったのだ。25人もの子供を育てるのはそれはもう大変で、毎日が大忙し。

子供たちは勝手にあっちこっち動くので、困ったレレレのおじさんは、ホウキで掃いてまとめて移動させることを思いつく。今の時代、子供をホウキで掃いたら虐待だ！と言われかねないだろうが、そんな状況もすぐに終わってしまう。

子供たちが大人になり独り立ちしてしまったからだ。忙しい日々から、急に孤独になってしまったレレレのおじさんはさみしさを紛らわすためにホウキで掃くことをやめなかった。

これがレレレのおじさんのルーティンの誕生秘話。もしかしたら、あなたの街中の近所の変わったおじさん・おばさんにも泣けるルーティンの過去がひとつやふたつあるのかもしれない。

優しい目で見守ってあげよう。

（文／しらべぇ編集部・フフフのフ）