「人生で一番大事にしたいもの」を調査！20代男性だけ異質？
「人生で優先したいものは何？」と聞かれたら、なんと答えるだろうか。人それぞれに思うものがあるだろうが、しらべぇでは全国20代〜60代の男女1332名を対象に「趣味／家族／恋人でもっとも優先するもの」を調査をしてみた。
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■趣味や恋人を完全に引き離して一番大切なのは…
全体では家族を優先すると答えた人がもっとも多く、53.8%だった。
家族のつながりが薄れていると言われることもある世の中だが、半数以上もの人が家族と答えたのは安心できる結果だ。
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■年をとるごとに感じる家族のありがたさ
同じ質問を年代別でみると、20代では家族よりも趣味を優先する人が上回っている。しかし、30代からは家族が逆転。さらに年を追うごとに、家族の大切さを感じている人が増しているのだ。
自分が家族を持つ立場になり、その大切さを肌身を持って知る。また、居るのが当然だった自分の親も、白髪が混じり腰も曲がっていく。そのような姿を目の当たりにすると、「家族を大切にしたい」と思う気持ちが強くなるのだろう。
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■20代男性だけ優先順位が異なる
さらに男女年代別にみてみると、20代で興味を引く結果が。20代女性では家族が一番多い割合になっているのに対し、20代男性は半数以上が趣味を優先すると答えたのだ。
晩婚化の原因には、女性の社会進出などが挙げられている。しかし20代男性が家族を持つ意識がまだ薄く、趣味に時間を費やしたいと考えているのが一因ではないかとアンケート結果から見えてきたのではないだろうか。
多様化する社会では、若いうちに自分の興味に身を投じたいと考える人が多いのも、仕方のないことなのかもしれないが…。
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■恋人の存在は大事じゃない？
ちなみに、どの年代でも優先順位が低かったのが「恋人の存在」。年代が高くなれば既婚率も増えるので、恋人を優先する人が少なくなるのは納得できる。しかし若い世代でも、恋人を優先すると答えた人は男女ともに少なかったのだ。
「若者の恋愛離れ」が懸念される昨今で、当の若者も結婚への不安は大きそう。だが本当に大切な人は、家族になってから気づくものなのかもしれない。
（文／しらべぇ編集部・ニャック）
方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年12月22日～2015年12月24日
対象：全国20代～60代の男女1,332名
