「〇〇女子」に疑問を感じている女性の年代が判明

2016/02/20 10:30

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©ぱくたそ

少し前に「カープ女子」や「リケジョ」、「森ガール」などの言葉が流行ったが、今でもその手の「〇〇女子」は増え続けている。

マンホールが好きな「マンホール女子」や首輪をつけた「首輪女子」など、多種多様な「〇〇女子」がメディアで紹介などされているが、そんな状況にこういう疑問を感じたことはないだろうか?

メディアが紹介している〇〇女子の映像や画像の中に、何故か30代や40代の女性が映り込んでいるのである。


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 ■30代や40代は女子ではない?

そんなおかしな状況について、しらべぇ編集部では、「女子という年齢でもないのに自分を女子だと言ったり、『〇〇女子』という言葉を使うメディアに疑問を感じるか」という内容でアンケートを実施した。

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しかし、「女子」という簡単な言葉の割には、その意味に疑問を感じない人が65%というのは少なくないのではないだろうか。


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 ■女性たち自身も違和感

では、この問題について当の女性はどう思っているのだろうか。女性全体と年代別でまとめてみた。

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20代がもっとも低いが、30代から上がって40代が最高に。どうやらこの問題に最も疑問を感じているのは、当の本人たちだったようだ。

しかし、女性の中には単純にそのことが好きなだけだったのに、メディアのピックアップにより周りから「〇〇女子じゃん」と言われた人も多いだろう。女性もある意味メディアの被害者なのだ。


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■企業の戦略に飲み込まれる女性たち

実は「〇〇女子」の増加は、その業界に女性客を取り込みたい企業の戦略というケースもある。山にスカートで登る「山ガール」は登山者向け雑誌の編集者の策略で、競馬好き女子の「UMAJO」もJRAの企画から生まれたジャンルだ。

「〇〇女子」の「〇〇」の箇所は、本来男性の趣味として世間一般で通っていたものが多い。女性の社会進出の一環とも言えるだろう。

(文/しらべぇ編集部・野夢宇一貴
qzoo調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1353名

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