春だから!「たんすの肥やし」整理のススメ 所有率は7割も

2016/02/20 11:00

服を断捨離
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寒さもゆるみ、そろそろ重いコートから軽いジャケットに、という気分になる今日この頃。この冬、袖を通さずに終わった服がクロゼットにちらほらという人もいるのではないだろうか。

中には「この冬は」ならまだしも、この冬「も」着なかったという服を抱えている人もありそうだ。


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■「たんすの肥やし」7割が所有

グラフ

しらべぇ編集部の調査によると、「1年以上着ていない服がある」という人の割合は69.9%。10人中7人が「たんすの肥やし」を所有している計算になる。

年代別では、60代で割合が高く79.2%20代では57.9%と低くなる。着ない服を「まだ着られる」としまい込みがちなシニア層に対し、若年層は「処分する」という傾向があるのかもしれない。そういえば「断捨離」という言葉の流行もあった。

なお調査では、和服と洋服を区別しなかった。シニア層では「嫁入り支度であつらえたものの、めっきり着る機会がなくなった訪問着」など和服を念頭に置いたという人もありそうだ。


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■ウソつきは服をため込む?

意識別の調査では、「ウソをつくのがうまい」と自任している人で割合が大きく82.8%に上る。

人が欲望を満たしたいと思うとき、物があふれる現代社会では「物欲」に走ると手っ取り早い。ウソを「虚栄」に置き換えることで、たんすの肥やしを「虚栄心の表れ」と考えると分かりやすいかもしれない。


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■「快楽の果て」、整理のススメ

クロゼット
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しかし「ひとときの快楽」は、それこそ一瞬。そう長く続くものではない。たとえばバーゲン会場で、「最高の出物をゲットしたい」という一心から得た戦利品が、タグもそのままに「たんすの肥やし」となりがちな事実もその現れだ。

すなわち「たんすの肥やし」は、後先考えずに求めてしまった快楽の名残。重いコートを脱ぐ季節には、できるだけクロゼットを整理することで、身も心も軽く春の訪れを迎えたいところである。

(文/しらべぇ編集部・上泉純

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