朝の5分で効果抜群と「学校だより」でも話題!受験生向け健康法とは

受験
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2月は受験シーズン本番。私立大学の入学試験が続き、国公立大学の2次試験日も2月25日に迫っている。受験生も支える親たちにとっても、今が「最後の追い込み」「正念場」と言ってもいいだろう。

夜遅くまで問題集や参考書に向かって勉強に打ち込むと、どうしても次の朝はつらいもの。そこで、受験生はもちろんビジネスマンでも応用できる「朝のアタマをしゃっきりさせる目覚め方」をご紹介しよう。

 

■ 温かいスープで脳にα波が

スープ
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「温朝食ラボ」が医療機関と共同で実施した調査によると、「水・冷たい牛乳・温かいスープ」をそれぞれ摂取した場合、温かいスープは「飲んだ直後からもっとも広い範囲に多量のα波が出現する」ことが判明。

α波は脳が円滑に働き、緊張が緩和されている状態のときに多くなる。とくに緊張しがちな試験前、大事な日の朝には「朝ごはんに温かいものを摂る」ことを心がけたい。

 

■インフルエンザ対策にも

厚生労働省は2月15日、今年のインフルエンザ感染者数は推計患者数は164万人 に達し大流行を示す「警報レベル」だと発表した。

どれだけ勉強をしても、試験当日に体調を崩して実力を発揮できない最悪の事態は避けたい。

朝は1日のうちもっとも体温が低く「エンジンのかかっていない」状態だが、体温が1℃下がるだけで免疫力が3割も落ちるというデータも!

温朝食ラボによれば、温かい朝食は体内の免疫器官である腸も温めるため、リンパ球の働きを高めインフルエンザの予防にも効果的とのこと。スープを飲めば内臓が活性化され、足先の体温が最大2℃も上昇するといった結果も出ている。

 

■ 学校新聞でも啓発

こうした「温かい朝食」の取り組みは、高校が生徒に向けて配布する「学校だより」でも採用。多数の受験生を抱える都内の高校では、冷え撃退のワンポイントアドバイスとして、朝食に温かいスープの摂取が拡がっている。

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中でも、とろみのあるポタージュは冷めにくいため、高体温を持続してくれるらしい。受験生の子を持つ親御さんは、眠い目をこすり起きてきた我が子に、ぜひ本番当日まで毎朝1杯のスープをさっと出してあげてほしい。

(文/しらべえ編集部 提供/温朝食ラボ

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