好き嫌いが分かれる「パクチー」 和名はあの虫の名前!?
2016/03/03 18:15
日清カップヌードルの「トムヤムクンヌードル」が大人気となり、タイ料理への注目が高まる今日この頃。トムヤムクン以外にも、生春巻きやガパオライスなどはすでに馴染みのある料理になっている。
タイ料理をはじめ、東南アジア地域の料理には欠かせないのが「パクチー」だ。その独特な匂いから好き嫌いがはっきりと分かれることでも有名な、セリ科の植物だ。
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■認知度はすでに高い!
しらべぇ編集部がマインドソナーで実施した調査では、パクチーを知っている人は70.7%となった。
近頃のエスニック料理ブームをふまえると、うなずける結果。だがこのパクチーにまつわる衝撃の事実が判明した。
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■さまざまな名前をもつ「覆面野菜」
この野菜、さまざまな名前の持ち主で英語では「コリアンダー」、中国では「香菜」と呼ばれている。
日本のスーパーでも「パクチー」だけでなく、上記の色々な表記で売られているのだ。ちなみに、パクチーは当たり前だがタイ語である。
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■そして和名は?
その香りにちなんで名付けられた、気になる日本での名前はなんと「カメムシソウ」。カメムシの臭いに似ていることからその名になったというが、果たしてパクチーとカメムシの香りは似ているのか…。
同様の調査においてパクチーとカメムシソウ、同じ野菜なのにも関わらず「カメムシソウを知らない」と答えた人は全体の92.0%にものぼった。さすがにスーパーでこの名前は見かけない。
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■カメムシはオイシイ?
タイやラオスなどの熱帯地域の屋台で昆虫が食用として売られているのを目にしたことはないだろうか? じつはその中にカメムシがいたかもしれない。
というのも、東南アジアやアフリカではカメムシが普通に食べられているのだ。しかも昆虫食界において「カメムシの美味しさはトップクラス」という噂も…。
パクチーの美味しさに魅せられている人は、もしかしたらカメムシの美味しさに魅せられるときがくる「かも」しれない。
(文/しらべぇ編集部・かずきち)