プロ野球より面白い?選抜高校野球の魅力をスター5人から検証

2016/03/21 21:00

©写真AC
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20日、春の選抜高校野球大会が開幕した。高校野球はプロ野球と比較するとレベルは落ちるものの、その地域性の強さから高い注目度を集める。

また、プロ野球とは違いトーナメントであること、余計な演出やサインの交換がないため1試合あたりの試合時間が短くスピーディーであることから、「プロ野球より高校野球のほうが好き」という人も多い。

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■プロ野球は好きではないが高校野球は見る?

そこでしらべぇ編集部では、「プロ野球は好きじゃないのに高校野球はよく見る人」がどのくらいいるのか調査してみた。

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結果、該当すると答えたのは15.2%で、圧倒的に該当しない人のほうが多かった。やはり、高校野球をよくみる人はプロ野球もそれなりに観戦しているようだ。


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■選抜をわかせたスターたち

高校野球人気は、スター選手とともにある。選抜高校野球大会で活躍したスターを紹介しよう。

①江川卓(作新学院)

昭和48年の選抜高校野球大会に出場。初戦の北陽戦で豪速球を武器に19奪三振の快投を演じ、三回戦の今治西戦では20奪三振を記録。

準決勝で広島商業に敗れたものの、大会で奪った三振数は前人未到の60個。怪物の名をほしいままに。


②松井秀喜(星稜)

平成4年の選抜高校野球大会に出場し、宮古戦で2打席連続の特大ホームラン。続く堀越戦でもホームランを放ち、怪物の片鱗をみせつけた。

この活躍は他の高校に脅威を与え、夏の大会で明徳義塾が4打席連続で敬遠することになる。


③松坂大輔(横浜)

平成10年の選抜高校野球大会に横浜のエースとして登場。東福岡の村田修一、PL学園高校の上重聡、関大一の久保康友らそうそうたるメンバーと投げあい、チームを優勝に導く。

この年の横浜は無敵を誇り、春夏連覇を達成。


④ダルビッシュ有(東北)

平成16年の選抜高校野球大会1回戦熊本工業戦で史上12度目のノーヒットノーランを達成。その投球は見るものに強いインパクトを与えた。


⑤中田翔(大阪桐蔭)

1年生からスラッガーとして活躍した中田が、3年春の選抜高校野球大会佐野日大戦で2打席連続ホームランを記録。その打球は清原和博や松井秀喜を彷彿とさせるすさまじいものだった。


いずれも高校野球で高い実績を残し、プロ野球でも活躍した選手ばかり。今年の選抜高校野球大会で、新たなるスターが登場することを期待したい。

(取材・文/しらべえ編集部・佐藤 俊治

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方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年2月20日~2016年2月24日
対象:全国20代~60代の男女1348名

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