意外とモテない コミュ障の人も…知られていない弁護士業界の裏側

弁護士といえば、高収入でモテるというイメージがあると思います。でも、もうそんな時代ではありません。

2016/03/23 11:00

(画像出典:Amazon)
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毎度おなじみレイ法律事務所代表弁護士の佐藤大和です。

さて、今回は私が原作を手掛けて、共同執筆をした小説『二階堂弁護士は今日も仕事がない』の出版を記念し、あまり知られていない弁護士業界についてコラムを書きたいと思います。



 

■弁護士は高収入でモテる?

弁護士といえば、高収入でモテるというイメージがあると思います。でも、もうそんな時代ではありません(そんな時代があったかはわかりませんが…)。

『二階堂弁護士は今日も仕事がない』のなかでも触れましたが、今の弁護士業界では弁護士が急増しており、昔のように、すぐに稼げる職業でなくなっています。

弁護士1年目で、年収250万なんてこともあります。弁護士=高収入という時代ではないんですね。また、モテるかというとそうでもありません。「弁護士だから」というだけでモテている弁護士は、あまり見たことがありません(笑)


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■弁護士の結婚相手とは?

弁護士

では、弁護士はどのような人と結婚しているのでしょうか? あくまで私の知っている範囲ですが、結婚相手の多くは、大学・大学院時代の友人や、司法修習(研修)の同期、法律事務所のスタッフとの結婚が多いように思います。

飲み会で出会って結婚というのは少ない印象がありますね。


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■コミュニケーション能力が低い弁護士もいる?

弁護士だから「交渉」が上手い、コミュニケーション能力が高い、という印象があるかもしれません。

でも、意外にコミュニケーション能力が高くない弁護士も多いと言えます。『二階堂弁護士は今日も仕事がない』の二階堂弁護士もそんな弁護士のひとり。

これは、おそらくですが、子どもの頃からずっと勉強ばかりして、「人間力」を磨いてこなかったのが原因のひとつだと思っています。でも、そういう弁護士に限って書面がすごく上手い場合もあり、侮れません。


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■法律事務所の事務員になるためには?

二階堂弁護士もそうですが、日本の法律事務所のほとんどは、弁護士がひとりしかいません。私が代表をしているレイ法律事務所は弁護士が現在7人いますが、7人いるだけで中規模の法律事務所になっちゃいます(笑)

さて、そんな法律事務所の事務員になるには、特別な知識は必要ありません。笑顔を大事にできて、ワード・エクセルが普通に扱えれば、あとは仕事をしながら覚えていくという形です。

でも、私の事務所でも事務員を募集しているのですが、なかなか集まらないんですよね…。


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■おわりに

さて、今回は小説発売を記念して、弁護士業界の裏側について少しだけ書いてみました。いかがでしたか? 意外と知られていない弁護士業界。結構、面白い業界なので、飛び込んでもみるのもアリかと思います(笑)

もっと詳しく知りたい方は、ぜひ小説を!

最後にお知らせです。今週3月25日(金)、ディグラム診断の生みの親で、しらべぇのコラムニストでもある木原誠太郎先生と私が対談イベント&サイン会をします! 50名先着ですが、ぜひいらっしゃって下さい。

(文/弁護士・佐藤大和

(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤大和

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