ベッキーや乙武氏を責められない?「バレなきゃ不倫OK派」が多すぎ
ベッキーと川谷絵音、桂文枝、乙武洋匡氏…次から次へとメディアを賑わせている「不倫」の問題。
日本の民法は夫婦の間に「貞操義務」を認めており、不貞行為は離婚事由になりうる。法律のみならず、社会的にも大きな制裁を受けることに。
しかし一方で、「バレなければ既婚者と恋愛してもいい」と考えている人はどれくらいいるのだろうか?
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■「不倫OK」男性は女性の2倍
しらべぇ編集部が全国の20〜60代男女1348名に調査したところ、法律や世間からの批判が示すとおり、大多数の人たちは「婚外恋愛は認められないし、したくない」と考えているようだ。
とはいえ男性のおよそ3割、女性はその約半数が「バレなければ不倫もOK」と考えていることもわかる。また、未婚・既婚で見ると、既婚者のほうがおよそ5ポイント高いだけで大きな開きではない。
彼らがどのような人たちなのか、今回の調査でひとつのヒントが見えてきた。
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■不倫OKと考える割合は年収と比例
「バレなければ不倫OK」と考える人は、年収300万以下では2割を切っているのに対して、1000万以上の高収入層では4割以上。先ほどの男女差があるとはいえ、割り引いて見てもかなり明確な傾向が表れた。
このデータを当てはめると、年収の高い芸能界では世間一般よりも「不倫が当たり前になっている」可能性も。
ただし今回の調査は「バレなければ…」という前提つきなので、婚外恋愛が露見したときに失うものが大きい高年収層(芸能人を含む)は、実行には移さないとも考えられるが。
芸能人の不倫が明らかになると、非難轟々となる現代の日本。しかし聖書には、姦淫の罪で石打ち刑に処されるはずの女性に対して、イエスが「罪のない人から彼女に石を投げよ」と守った逸話もある。
男性や高収入の人は、一度自らの身を省みてもいいかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・盛山盛夫)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月19日~2016年2月21日
対象:全国20代~60代の男女1,348名