福山雅治主演の月9『ラヴソング』 評価一転の好スタートか

ジの月9で久々の好評価ドラマになるのか、今後の展開を見守りたい。

2016/04/12 08:00

福山雅治

11日から放送がスタートした新月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)。

元プロミュージシャンで現在は企業カウンセラーとして働く福山雅治演じる神代広平と、藤原さくらが演じる吃音症のヒロイン佐野さくらの物語が描かれたラブ&ヒューマンドラマだ。

藤原は20歳のシンガーソングライターで、本ドラマが役者デビュー作品となることでも注目を浴びている。本作では神代と佐野が、音楽を通じて心を通わせていくさまが観られるのが見どころにも。



 

■吃音を患うヒロインに共感する人多数

ドラマ放送中、視聴者がさまざまに感想をTwitter上でコメントしているが、中でも多かったのが「ヒロインへの共感」と難役を演じる藤原への好評価

放送直前は、福山と藤原の20歳以上の年の差ラブストーリーに嫌悪感を抱く人もいたが、放送後の評価は一転したと言ってもいいだろう。

今後、ふたりが急接近していくシーンが描かれると、また賛否を呼ぶかもしれないが…。


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■音楽関係者が指摘「今後の成功の鍵は…」

編集部では、音楽業界で働くクリエイターの30代男性に、音楽を含めた今後の『ラヴソング』の展開について聞いてみた。

「おそらく今後のストーリーとしては、吃音によって心を閉ざし他者とのコミュニケーションが取れない主人公の女の子が、歌や音楽との出会いによって自分自身のアイデンティティを確立していく。


また福山演じる臨床心理士も、彼女の音楽的才能に触れることで過去に封じ込めた音楽への気持ちを取り戻していくというような、よくあるストーリーだと思います


こういったストーリーで重要になってくるのが、ヒロインの歌唱力と音楽的カリスマ力。その部分がプロから見てチープだと、物語が終盤に差し掛かるにつれて音楽シーンなどで安っぽさが目立つので、厳しいです。過去にそういった日本の映画やドラマをいくつも観てきたので、今後に注目ですね」


ここで、初回の藤原の歌唱シーンについて印象を聞いてみた。

「福山さんのアコースティックギターでヒロインが初めて歌を披露するシーンは好印象でした。藤原さんは歌手が本職なので、その点は合格点かなと。


ですが、やはりキャリアの長い福山さんとミュージシャンとして並ぶと、弱い点は否めないですね。このあとの展開の中で彼女が、福山雅治を凌駕するほどのアーティスト性を画面上で体現できるのかどうかが鍵になるかもしれません」


このように、業界関係者も注目のドラマ。フジの月9で久々の好評価ドラマになるのか、今後の展開を見守りたい。

(文/Sirabee編集部

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