「2.0」も対象!二輪ETCに1万5千円の購入助成スタート

ETCレーン
©写真AC

クルマでは、半ば標準装備のようになっているETC。一方、オートバイ(自動二輪車)ではそれほど普及が進んでいないという。

ライダーの声に耳を傾けて普及が進みにくい理由を探ってみると、どうやら車載器や取り付け工賃など初期費用の高さがネックらしい。 そんな中、4月26日から始まっているのがNEXCO東日本・中日本・西日本の高速道路3社による「二輪車ETC車載器購入助成キャンペーン」である。


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■1万5,000円を助成

対象店舗で新たにETCを取り付け、簡単なアンケートに答えることで車載器や工賃の総額から1万5,000円を割り引く(助成する)同キャンペーン。未搭載車への導入はもちろんのこと、購入した新車にたまたまETCが標準装備されていた場合も対象になる。

ただしオートバイからオートバイへ車載器を乗せ替えた場合などに必要となる再セットアップは対象外なので注意が必要だ。


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■「ETC 2.0」対応車載器も

ETC2.0車載器
(画像は「ミツワサンコーワ公式サイト」のスクリーンショット)

さらに同キャンペーンでは、7月1日に売り出される「ETC 2.0」対応の車載器も対象になる。ETC2.0とは現ETCの後継システムで、順次、設備の更新を行っていくという。

経路情報の活用など、さまざまな新機能が盛り込まれているということだから、先を見越して従来のETC車載器からの買い換えを検討しているライダーにも朗報といえそうだ。


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■残念!大型連休には間に合わず

高速道路
©写真AC

とはいえ26日の開始では、大型連休のツーリングには到底間に合わない。キャンペーンがもう1カ月早く始まっていれば…と残念な思いでいるライダーも少なくなさそう。ここはひとつ、夏のツーリング準備と捉えて、チャンスを生かしてみてはどうだろうか。

対象は、全国で先着5万台だ。

(文/しらべぇ編集部・上泉純

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