甘すぎて悶絶!ブーム再燃の「カロリー爆弾」を東京駅で発見

2016/05/05 11:00

シナボン

米国発祥のシナモンロール「シナボン」。20世紀が終わろうとする頃に日本へ上陸し、ブームを巻き起こしたことを記憶にとどめている人があるかもしれない。

とはいえブームは瞬く間に終わり、2009年までに国内の店舗を全て閉鎖し撤退した。「はやり物」は、すなわち水物。よくある話である。


■大きい!激甘!変わらぬ味わい

シナボン

その「シナボン」が2012年、再上陸していることはあまり知られていない。運営を手掛けるのはコーヒーチェーン「シアトルズベストコーヒー」で、六本木など首都圏周辺にカフェやテークアウト店をいくつか出店しているようだ。

前回の上陸時に話題を呼んだアメリカンサイズの「大きさ」と同じくアメリカンな「のけぞるような甘さ」は健在。シナモンをたっぷり利かせた直径15センチほどのシナモンロールに、ねっとりとしたクリームチーズ入りのフロスティングがこんもりとかけられている。

とにかく日本向けのアレンジはまったくない。人によっては、「大きすぎて食べきれない」「シナモンの香りがきつすぎる」「味付けが甘すぎてカロリーが気になる」などと感じるだろう。

そう感じる人が多かったことこそ前回、早々に撤退を余儀なくされた要因のひとつなのだが…。今回も真っ向勝負で妥協はない。


■東京駅で発見、歓喜する人も

トウキョウミタス

再上陸を果たしたものの、売り場が限られていることから入手が難しかったシナボンだが、現在、東京駅八重洲口にテークアウト専門店を期間限定で出店している。丸の内口と結ぶ北側自由通路沿いにある「TOKYO Me+(トウキョウミタス)」。土産物店や飲食店が高架下に並ぶ「東京駅一番街」の一角だ。

「ずっと探していたシナボンを見つけられたと話し、大喜びで買い上げてくださる人が目立つ」とショップスタッフ。一度はブームになった商品だけに、知らぬ間の撤退を悲しんでいた人も多かったということなのだろう。

出店期間は9月末まで。当初は3月8日までとアナウンスされていたにもかかわらず延長になっているあたり、ブームの「再燃」に期待がかかる。


シナボン

スタッフによると、持ち帰ったシナボンは電子レンジかオーブンで加熱がマストだという。勧めに従い180℃のオーブンで20分。溶けたシュガーの甘い香りとシナモンの芳香とがないまぜになって鼻腔(びこう)をくすぐる。

ちなみに1個あたりの熱量は、約900キロカロリーだ。大型連休の帰り道、混み合う新幹線で疲れた体にクイッとチャージしてみるのもお勧めである。

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(取材・文/しらべぇ編集部・前田昌宏

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