「こどもの日」は鯉のぼり!でも立てたことのある人は2割…
鯉のぼりの始まりは江戸時代といわれる。なぜこのような風習が行われるようになったのかは諸説あるが、端午の節句である5月5日を初めて迎える男児の健康や出世を祈り、立てられるようになった。
大正、昭和とその伝統は受け継がれてきたが、最近は鯉のぼりを自宅に立てない世帯が増加しているらしい。
■鯉のぼりを自宅に立てたことがある?
しらべぇ編集部では全国の20代から60代の男性に、自分が子供だった時代を含めて「鯉のぼりを立てたことがあるか」調査。
もっとも多く立てているのは60代で、2割強。以下、30代まではかろうじて2割をキープしているが、20代は10%程度数値を下げた。
やはり時代とともに住宅事情が変わり、鯉のぼりを立てるスペースを確保することが難しくなったことが、自宅に立てることができなくなったことが大きな原因だと思われ、今後減少傾向がさらに広がっていくことが予想される。
■男性に話を聞いてみた
男性に鯉のぼりについて意見を聞いてみた。
日本の伝統を守るという意味では大空高く鯉のぼりを立てたいところだが、時代の流れで「そうもいかない」家庭が増え続けているようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男性679名(有効回答数)