左翼の人は「出会い系」好きでネット炎上しやすい傾向?
先日しらべぇでは、調査から「ネトウヨ」を自認する人たちの傾向を分析。意外性と納得感がないまぜの興味深い結果となった。
そこで右寄りの人だけでなく、「左翼」を自認する人たちはどのような傾向が見られるのか、あらためて検証したい。
■「左翼」自認は全体の7.3%
まず、「自分は左翼だと思う」と回答した割合は全体の7.3%。わずかに男性が女性を上回っている。2ヶ月前の調査で「ネトウヨ自認」が7.4%だったことと合わせて考えると「政治信条が極端に左右に寄った人はともに1割弱」ということがわかる。
シンパ層(どちらかと言えば右・左寄り)を除けば、ときに見られる「国民全体が右傾化している」といった批判は当たらない可能性が高い。
■左翼の人は「言いたいことを言う」
同時調査とのクロス集計の結果、左寄りを自認する人たちたちは「他人の顔色を伺わずに言いたいことを言える」と答えた割合が、そうでない人と比べて2.5倍。4割を超えた。
かつて社会党を率いた土井たか子・元衆院議長が語った「ダメなものはダメ」という言葉があるが、相手を選ばない批判精神が政治思想につながっているのかもしれない。
■左翼の5人に1人が「ネット炎上」を経験
こうした性格の影響か、トラブルに巻き込まれやすい実態もあるようだ。
ネットで「炎上」したことがある経験者は、一般の人がわずか3%なのに対して、左翼自認者は2割。ツイッターやフェイスブックで右派・左派の対立がよく見られるが、データからも裏付けられる結果となった。
■左翼の人は「出会い系」好き?
また、どういうわけか左寄りの人たちは、『相席屋』のような男女の出会いを提供する居酒屋・カフェの利用率がきわめて高い。
左翼でない人が4%弱なのに対して、今回の調査では5人に1人が「利用経験あり」との結果に。「出会いと炎上」は、政治的な考え方となんらか関係があるのだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・盛山盛夫)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)