40歳以上の男女の8人に1人!? 他人事ではない過活動膀胱

2016/05/10 10:00

こんにちは トイレ博士・佐藤満春です。

トイレ

今回のお悩みは、40代男性から。
「過活動膀胱で悩んでいます」とのこと。

皆さん過活動膀胱ってご存知ですか? これ、実は他人事ではありません。知らない間にそうだった! なんて人もいるかもしれないんです。

過活動膀胱とは、「我慢できないような尿意がたびたび起こる」「トイレが近い」「急にトイレに行きたくなる」「我慢できず尿が漏れてしまうことがある」などの症状を示す病気で、頻尿や尿失禁の分野における比較的新しい診断名となります。

トイレ
grinvalds/iStock/Thinkstock

あるデータでは国内に800万人以上、中でも40歳以上の男女の8人に1人が、過活動膀胱の症状をもっていると言われています。

よく耳にする「膀胱炎」とはまた別のものです。膀胱炎は主に細菌感染によって膀胱に炎症が生じるケースで、過活動膀胱というのは、膀胱が過敏に反応し、さっき行ったばかりなのにすぐまたトイレに行きたくなったり漏らしてしまったりする症状を言います。
ここまで読んで「実は私もそうだ」「よく考えたらこれに当てはまる」など様々感想があるかと思いますが、おしっこに行く回数は平均で1日5回から7回ほどと言われていますので、極端にそれより多い場合は、気をつけたほうがいいかもしれません。

寝ている間に何度も起きてしまったり、漏らしてしまうようなケースもあります。

この病気は、症状を自覚していても恥ずかしくて誰にも相談できない。医者に行けないという人が多いのも特徴です。少しでも自覚症状のある人は、かかりつけの医師への相談をおすすめします。症状が悪化する前に是非、治療しましょう!!

トイレにすぐ行きたくなってしまうと、仕事でもパフォーマンスが落ちますし、せっかくのお休みの日もトイレの場所を探すことに気を取られてしまい、楽しめなくなりますよね。

トイレ、排泄の問題は日常に密接にかかわってきますので、後回しにしないようにしましょう。

「いつか」ではなく気がついた時がチャンスですので自覚のある方はぜひ、きっかけにしてください。

それでは、またどこかのトイレでお会いしましょう。
ジャー。


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