ベッキー、乙武氏らが報道される芸能界と世間、不倫が多いのはどっち?
ベッキーとゲス川谷、桂三枝、宮崎謙介・元衆院議員、乙武洋匡氏など、今年に入ってから芸能人・著名人の不倫報道が絶えない。
ひとつには、「センテンススプリング」とも呼ばれる『週刊文春』や『週刊新潮』編集部の取材力によるところが大きい。しかし、これだけ報道が続くと「芸能界は不倫や浮気にまみれているのではないか」という印象を持つ人も少なくないだろう。
一方で、報道する側のメディアやお茶の間は、こうした不道徳とは無縁なのだろうか? しらべぇ編集部は全国の20〜60代男女1365名を対象に、不倫についての調査を実施した。
■中高年男女は「世間の不倫」も疑う
「芸能界と一般世間、どちらに不倫が蔓延しているか」という質問に対して、男性はとくに世代間の意識差が大きい。
40代、60代の男性は6割近くが「一般世間のほうが不倫が多い」と考えているのに対して、20代男性は芸能界の「不倫汚染」を疑っている割合が7割に迫る。
SNSや掲示板などで、不倫した芸能人が叩かれまくるのは、若年ユーザーが多いせいかもしれない。
■不倫体験者は芸能人ばかりを責めない
こうした意識は、積み重ねた年齢だけでなく、自らの「不倫経験」も影響している可能性がある。不倫したことがアリ・ナシの人で調査結果を集計したところ…
自分も不倫したことがある人は、およそ7割が「一般世間のほうが不倫が多い」と回答。不倫経験のない人とは3割近い差が開いた。
キリスト教の聖書に「罪を犯したことのない者から石を投げよ」というイエスの言葉が残されているが、芸能界ばかりを非難し疑うのも考えものかもしれない。
(取材・文/しらべぇ編集部・盛山盛夫)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代男女1,365名(有効回答数)