元ヤンほど「お祓い」を受けている?意外すぎる理由とは

2016/05/11 06:30

EW_photo/iStock/Thinkstock
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お祓いと聞くと、なにやら非日常な響きを感じるもの。しかし、一概にお祓いと言っても、いわゆる悪霊退散や厄払いだけが該当するわけではない。

地鎮祭のように、新たに家を建てる際に執り行なわれるお祓いもあれば、商売繁盛のお祓いもある。案外、我々にとって身近なものなのだ。

実際、どれほどの日本人がお祓いをしたことがあるのだろうか。


■40代が変わり目に

しらべぇは、20代から60代の全国1365名に「お祓いをしてもらったことがある」という調査を行なった。男女差はあまり現れず、22.0%が「お祓い経験」のある人だった。

だがしかし、年代別の部分には気になる違いも。

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40代がほぼ全体の平均値であり、そこを中心として歳を重ねれば重ねるほど、お祓いをしたことのある経験は増えていく。これは所謂、厄年が関係しているのか。

男性の厄年(本厄)は25歳、42歳、61歳であり、女性のそれは19歳、33歳、37歳、61歳である。

20代の頃は厄年のお祓いを気にする人は少ないが、40代ならば気にする人も増える。経験者が増加するのは、そうした宗教的要素が少なからず影響しているのだろう。


■都道府県比較では京都がまさかの…

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地域別では、京都がもっともお祓いに興味が薄かった。逆に北海道や福岡が平均値よりも大きい数値を出している。

本来、神道の文化が存在しなかったはずの北海道でお祓いが盛んというのは不思議な結果だ。むしろ、そうした文化が遅れて入っていったからこそ、今も残っているのだろうか。

1番盛んな福岡に関しては、太宰府天満宮の存在が大きく感じる。お祓いに興味がない10代や20代が学業に関する祈祷を受けやすい環境だからこそ、本来は少ないはずの若年層にも経験者が多くなるのだろう。


■元ヤンキーほどお祓いを受けている

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元ヤンは、お祓いをしてもらったことがある人が圧倒的に多かった。平均値の2倍近い数字を叩き出している。これはなぜなのか。あまり祈祷とヤンキーは縁遠そうに感じるものだが。

しかし、よくよく考えれば、元ヤンキーは廃墟巡りや肝試しなど心霊スポットを巡ることが多く、そうでなくとも罰当たりな行動をしがちだ。自然と霊に悪さをされる可能性も、品行方正な人たちに比べて圧倒的に多いはずだ。

もっとも、霊に取り憑かれた際のお祓いは一度ですべてが解消するものではない。一回のお値段も場合によっては数万円が必要となることもある。悪霊退散的なお祓いには、なるべくご厄介にならない人生を歩みたいものである。

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(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ

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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)

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