節約に美容院嫌い…自分で髪を切る人から見える収入格差

2016/05/15 05:00

髪
hoozone/iStock/Thinkstock

髪を切るには美容院や理髪店に行き、お金を払って切ってもらうのが一般的だ。しかし節約などの理由から、自分で切る人も中にはいる。

しらべぇ編集部が調査をしたところ、髪を自分で切ると答えた人は、全体で17.6%。やはり失敗が怖いのか、8割以上の人は美容院や理髪店に行き、プロに任せているようだ。


■女性も自分で髪を切っているる!

自分で髪を切る人を男女別で比較してみると、意外とも思える割合に。

自分で髪を切る男女別グラフ

昔から「髪は女の命」と言われることもあるように、自分で髪を切るのは男性が大半と思いきや、女性も同じぐらい存在したのだ。

ネットの女性向けメディアでは、セルフカットをあつかった記事が多くある。前髪だけを自分で切る女性は多いが、全体を自分で切る女性はかなり器用といえるだろう。


■収入が高いほど美容院や理髪店に行く

収入別でみると、収入による意識の差が顕著に。

自分で髪を切る収入別グラフ

年収700万〜1,000万以上の人は、それ以下と比べて自分で切る人が一気に少なくなるのだ。

収入が低いと節約を考え、自分で切る選択をする人もいる。しかし収入が増えると自分で切る手間よりも、美容院や理髪店を選ぶようになるのは自然なことだ。


■個人事業主はセルフカット派が多い

さらに同じ質問を、職業別で見てみよう。

自分で髪を切る職業別グラフ

商工サービス自営と自営業、個人事業主と呼ばれる人たちは、自分で髪を切る人が多いと判明。髪を切りに行く時間が、なかなか取れないのだろうか?

また、パート・アルバイトでも3割と高い割合に。こちらはどうしても収入が少なくなるので、節約のためだと考えられる。

一方で、経営者/会社役員は、自分で切る人が少ない割合だ。収入別の結果が、反映されているといえる。また会社の顔として表に出る立場なら、髪型もきちんとしておきたい気持ちもあるだろう。

公務員も安定した収入があるからか、自分で髪を切る人は少ない。


近年では1,000円カットと呼ばれる格安理髪店が増え、週末は多くの男性が列をなす。また美容院でも都心部ではリーズナブルなお店もあり、女性はそちらを利用すれば安く済ませられる。

それでも自分で髪を切るのを選ぶ人は、きっと自分なりのこだわりがあるのだろう。

・合わせて読みたい→【調査】美容師と会話したくない人は50.3%!モヤモヤしたエピソードは?

(文/しらべぇ編集部・ニャック

qzoo【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名 (有効回答数)

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