元愛人もブチ切れる舛添知事 8万人調査で見えた「選んだ都民の異常性」

2016/05/26 06:00

舛添要一
画像はYouTubeのスクリーンショット

多額の外遊費用や政治資金の私的流用疑惑など、批判が集中している舛添要一東京都知事。

今日26日発売の『週刊文春』にも「舛添都知事 カネと女『爆弾証言』」と題された巻頭特集で、元愛人やその母による辛辣な証言が掲載されている。

舛添知事には三度の結婚歴があり、現在の妻との間に2人の子供をもうけているが、2人の元愛人との間にも合わせて3人の婚外子がいる。いずれの愛人関係も、2014年の東京都知事選前のものだ。

そもそもなぜこうした人物が知事に選ばれてしまったのか。しらべぇ編集部による全国8万8千人を超える調査から、そのヒントが見えてきた。


■不倫を許せる率1位、バレなければ嘘もOK率4位の東京都民

「不倫は許せる」と考える人の割合は、47都道府県の中で東京都がもっとも高く23.0%。最下位の大分県(14.1%)とは、約9ポイントの差が開いた。

さらに、「バレなければ嘘をついてもいい」と答えた人も49.2%と東京は全国4位。

東京都民

「不倫も嘘もOK」と考える人は、東京都民に特徴的に多い。舛添氏の婚外子については以前から知られていたが、こうした都民のおおらかさが都知事選での投票行動に影響した可能性がある。

政治家に問題があるとすれば、選んだ有権者もまた責任を免れない。


■東京以外の出身者が指摘する都民の異常さ

なお、先日お伝えしたが、しらべぇ編集部が東京以外の出身者1,162名に「東京都民のここが変だと思う部分」を聞いたところ、

・変な人を都知事にした(神奈川県 41歳・男性)

・舛添知事が都民の税金でやりたい放題の大名旅行をしているのに、文句ひとつ言わずに黙認している。レベルが低い(福岡県 66歳・女性)


など、舛添氏をリーダーに選んだ都民の異常性を指摘する声が目立った。舛添知事の今後の進退は不明だが、もし選挙で新しい知事を選ぶことになっても、このような傾向がある限り期待はできないかもしれない。

(取材・文/しらべぇ編集部・盛山盛夫

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調査期間:2015年3月31日~2015年4月20日
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