牛タンや蕎麦とコラボ!日本最大フェスで餃子の未来が見えてきた

2016/05/26 06:30

双子でタレント活動しています、奈津子と亜希子です。

最後の晩餐は餃子以外考えられないほど、熱心なマニアの私たち。 5月21日〜22日に聖地・宇都宮で行なわれた「全国餃子祭り」に参加してきました。

そこで、餃子の新たな未来が見えてきたのでお伝えしたいと思います。


■ 海外の餃子事情

全皿、フェス特別価格として300円ほどでいただけるシステム。いちばん衝撃を受けた一品がこちら。

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栃木県佐野市の『日光軒』が出展する、イスラム教徒の戒律に沿って豚肉やアルコールを一切使用していない「ハラール餃子」。豚肉の代わりにチキンとテンペ(お肉のような大豆)を使用し、健康的にエネルギー補給が可能に。

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皮の外からも透けている野菜がみえるほど、ニラがメインの餡野菜がぎっしり。口に含むと慣れるまでに少し時間がかかったものの、繊細な野菜の味わいが、やがてはクセになってきます。

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王道の肉汁がぎっしり滴るような餃子とは違いますが、宗教という垣根を越えてこんな風に餃子が愛されていることを知り目頭がアツくなりました!


■餃子はブラックホール

この日本からも面白い餃子がたくさん集結。

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東武宇都宮駅から徒歩8分ほどのお店「まげしとちぎや」が出展するのは、そば餃子。旨みたっぷりの麺つゆスープに浮かぶのは、そば粉がしっかり練られた皮。中身にはニラがメインのあっさりとした餡。

中身は普通の餃子と変わらないのに、外側の蕎麦の主張がシッカリ効いていて、肉そばを食べている感じもします。なんじゃこりゃ〜〜!

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皮から蕎麦の豊かな香りが漂い、意外なほどにマッチしていました。どんな食材とコラボしてもハズすことなく自らに取り込んでいく最新餃子の数々は、まるでブラックホールのようです!


■日本各地の伝統食ともマッチ

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美しいピンクが目にも鮮やかなのは、信州地方からやってきた伊那餃子。日本の春の代名詞「桜」の葉を皮に練り込んでいます。四季もサラリと取り入れてしまうのだから、もうお手上げ。

桜の名所ならではのアイディアで、名物の信州味噌ともベストマッチ。フワッとした味わいの中に、わずか桜の風味を感じました。

仙台からやってきた「仙台あおば餃子」も神ウマ!

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こちらは名物の牛タンを贅沢に餡に練り込み、皮には仙台の伝統野菜である雪菜を練り込み皮は美しいグリーン。カラッと揚げられています。

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牛タンの風味はわずかに感じられ、サクサクの皮とジューシーな餡が絶妙で美味しかったです6月4〜5日には仙台市にて「全国餃子祭りin 仙台」が開催される予定です。


■適応力のすばやさに嫉妬

たくさんの人に支持され、王道な味付けもイケる餃子ですが、姿かたちを変えてこれからも多くの国や地域、人々からで愛されることでしょう。

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可能性が無限大すぎてこれがタレントだったら末恐ろしい存在です、ほんとうに…。

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全国餃子サミット HP

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(文/奈津子・亜希子

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