旅行のお土産を買うほど高収入!?年代と年収別で調査した
観光! グルメ! 自分探し! など、楽しみは尽きない旅行。しかし頭を悩ませるのが「お土産」の問題だ。同僚のために買っても買わなくても、仕事にさしたる影響はない。逆の立場からしても、もらったらうれしいが、なかったところで恨むような話ではない。
「君はハワイのマカデミアナッツチョコをくれたから今日から課長だ!」「おまえは沖縄でちんすこう買ってこなかったからもう絶交だ!」なんていう話にはならないだろう。
実際にどれだけの人がお土産を買っているのか。周りに与える人、与えない人で出世の差はあるのか。「しらべぇ」で行なった調査をもとに検証する。
全体の数字は「あてはまる」が約1/3という数字に収まった。同僚の3人に1人しかお土産をくれない、と考えると「控えめな数字」といえるかもしれない。そして男女別の数字を見てみると、あるカテゴリで圧倒的に“低い”結果が存在した。
男性20代、まさかの(?)20%割れ。生まれた頃から不景気が当たり前で「さとり世代」とも呼ばれる年齢だが、男性はちょっとさとりすぎでは? もう少し心にゆとりを持ってみては? というのは余計な心配だろうか。
40代以上になると安定した数字が出ているだけに、20代、30代の低さは気になるところだ。
一方で女性は20代、30代でも30%以上を記録。20代の男女ではなんと20%以上の差が出て、同世代でこうも違うのかと驚く。
若手の多い職場であっても、お土産は女性に期待しても男性からは求めないほうがいいのかもしれない。20代男性からもらえなかったとしても、「みんなそうだから!」と割り切ろう。次に年収別を見てみよう。
ということで年収が上がるごとに「お土産を買う」傾向が高くなり、700万~1000万未満では同率にまで上がった。お土産を持っていけば出世できる、という単純な話ではないだろうが、持っていく人が出世の傾向にあるのも事実。
仕事で芽が出ず悩んでいる人、特に20代男性はライバルが少ないので、お土産が未来を拓くアイテムになってくれるかもしれないぞ!
(文/しらべぇ編集部・田村R)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1365名(有効回答数)